JRA平場中央競馬予想『馬券師メモ』。重賞見解は水曜19時頃更新予定。

小倉の馬券師Tの黙示録 vol.2 『クモの糸』

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偶然の気づき

 
 
真冬の小倉競馬場。

 
その日も、成績は散々…。

私は意気消沈しながら、帰り支度をととのえていました。

 
外も寒いが、財布の中身はもっと寒い。

帰りの電車賃を引くと、残りは わずかな小銭のみ。

 
「あのレースで武豊がハナ差かわしていれば…」

などとボヤきながら、
ふと、競馬場内の大型スクリーンに目をやると…。

 
「あれ? 確かこの馬…」

 
私は大型スクリーンに映し出されたその馬に、見覚えがありました。

その馬の前走は、記憶に残るぐらい”特殊な勝ち方”だったのです。

 
「次に出てきたら、注目してみよう」

そう思っていたのですが、結局、忘れていた…。

そのレースを勝ったことで、記憶が蘇ったのです。

 
 
私は家に帰り、早速、VTRを確認することに。

ビデオテープを棚から引っ張りだし、ビデオデッキに挿入。

*その当時は、パソコンでレース映像を観れませんでした。

 
「やっぱり、そうか…」

 
激走したその馬は、前走で”ある大きな特徴”を持っていました。

よく観ると、普通の勝ち方とはだいぶ違う。

これは…。

 
ひと呼吸おいて、私は考えました。

 
「いや、待て、待て。

早合点するな。

これまでも、そうだったじゃないか。

使えると思ったとたん、使えなくなるパターン。

どうせ今回もそのパターンだろ…」

 
吉野家の牛丼をかきこみながら、そう冷静に自分にいい聞かせました。

 
 

払い戻し機がキャッシュマシンに

 
 
とりあえず、私はその”あるパターン”の馬を追いかけることにしました。

 
ダメで元々。

少しでも使えれば儲け物、という感覚でした。

 
数ヶ月後。

 
私は競馬で少しだけ勝っていました。

 
その”あるパターン”の馬を買い続けただけなのです。

そんな単純な方法でしたが、わりと安定して馬券が当たるのです。

 
「このパターンは本当に使えるかも知れない」

 
その後、私は、その”あるパターン”を徹底的に研究。

仮説、検証を繰り返しながら、とことんまで突き詰めていきました。

 
その結果、どうなったか?

 
 
ジジジジジジジジジ

 
と、音をたてて計算する払い戻し機。

ピーーー

という機会音とともに、顔をのぞかせる茶色い札束。

私は、出てきたソレを力強くわしづかみにする。

 
半信半疑で買った馬券が現金に替わる。

今まで味わったことがない、何とも言えない快感。。

 
私は、これまでの負けが嘘のように、競馬で勝てるようになっていました。

 
 

今度はどうも様子が違う

 
 
これまでは、使えるパターンを発見しても、すぐダメになることがほとんどでした。

 
調子がいいのは、ほんの一瞬。

逆に損をするパターンさえありました。

 
ところが、今回はどうも様子が違う。

 
その”あるパターン”の馬に限っては、継続して馬券が当たるのです。

どうも一過性の現象ではないようでした。

 
「これは本物かも知れない…」

徐々に、そんな希望を抱くようになりました。

 
その一方で、

「もしかしたら、また使えなくなるかも…」

そんな不安も、わずかながら残っていました。

 
まだ十分な確信が持てていない状態でした。

 
 

最強の男の回答とは…!?

 
 
ある日。

私は著名な予想家『O氏』に質問することにしました。

 
もちろん、その”あるパターン”についてです。

 
そのあるパターンが、本当に有効かどうか?

O氏のブログに、直接 質問をぶつけようと思ったのです。

 
O氏は、専門誌時代に100%超えの回収率を叩きだした予想家で、

『最強の男』

とまで呼ばれた人物です。

 
書籍も出版しており、その実力は確かと思えました。

 
 
ちょうど、その頃、O氏のブログでは『質問コーナー』が設けられていました。

そこで読者からの質問を受け付けている最中でした。

 
 
私は以下のような質問を、O氏のブログに送りつけました。

 
 
===============================

はじめまして。

Tと申します。

 
O先生に質問があります。

 
レースを観ていると『●●のパターンの馬』が、次走でよく走っている気がします。

 
実際に、それで馬券を何度も取りました。

今は、そのパターンの馬だけを狙い続けています。

そして、勝っています。

 
このパターンの馬は、これからも走るのでしょうか?

それとも一時的な現象なんでしょうか?

 
よろしくお願いします。

===============================

 
 
「最強とまで呼ばれた男が、何と回答するか?」

私は興味がありました。

 
もし、最強の男が太鼓判を押すようなら、このパターン、自信が持てる。

今後も強力な武器になり得る。

 
 
ただ、この質問コーナーは、すべての質問が取り上げられる訳ではありませんでした。

最強の男が選んだ質問のみ、回答されるようになっていました。

 
数日後。

 
私の質問は、最強の男によって選ばれていました。

質問コーナーに取り上げられていたのです。

 
最強の男が、なんと答えたのか?

 
回答は以下のようなものでした。

 
⇒ 第3章 最強の男の回答とは?

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