きさらぎ賞2016予想考察 出走馬の見解

きさらぎ賞2016の◎候補馬

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

■死角なし

サトノダイヤモンド

(1着→1着)

…前走は中身の濃い1着。

サトノダイヤモンドがマークした
上がり『33.9秒』
馬場状態を考えるとかなり優秀。

この週の阪神は時計のかかる馬場。

当週に
上がり33秒台をマークしたのは
このサトノダイヤモンドだけだった。

レースの上がり3ハロンは
34.6秒(=11.8-11.5-11.3)。

ゴールが近づくにつれて
ラップが速くなっている。

最後の急坂の部分で
勢いが衰えるどころか
11.3秒と むしろ加速しており、
一杯一杯の勝利ではなく
余力のある勝利だったことが読み取れる。

↓前走は中団に位置 [-12.6-11.8-11.5-11.3]
kisaragisho2016-1

↓前が止まらない流れの中、ぐんぐん差を詰める [11.8-11.5-11.3]
kisaragisho2016-3

↓一気に突き離す [11.8-11.5-11.3
kisaragisho2016-4………………

デビュー戦は
軽く仕掛けた程度で楽々と突き抜け
最後までノーステッキ。

下した相手が
後に連勝する
素質馬ロイカバードだったことを
考えると、かなり高い評価を与えられる。

全2走とも重馬場だった。

時計や上がりが速くなった場合がどうかだが…

過去のきさらぎ賞を分析すると
時計も上がりも速くならない傾向。

過去7年の上がり3ハロンの中間値は『35.0秒』。

勝ち時計の中間値は『1.48.6』。

京都は6週目になるので
時計はかかり気味だ。

調教過程はバツグン。

1週前には
東京新聞杯の有力候補
トーセンスターダムに先着している。

CW 85.0 68.8 53.8 39.2 11.8 一杯

トーセンスターダム末一杯の0.4秒追走0.1秒先着

掛かる馬でもないし、
死角は少ない。

■侮れない末脚

穴○○○○○(b)だ。

(クリックしてランキングの説明文からきさらぎ賞 bをご確認ください)

…全3戦すべて上がり1位。

いずれも33秒台以下。

とくにシンガリから
上がり32.4秒の末脚で
一気に差し切った
デビュー戦は
特筆ものだった。

↓デビュー戦は出遅れて後方から
kisaragisho2016-5

↓直線に向いてまだ後方 [11.6-10.7-11.2]
kisaragisho2016-6

↓ぐんぐん伸びて差し切る [11.6-10.7-11.2]
kisaragisho2016-7………………

今回、
スローの瞬発力勝負が濃厚なだけに
切れる脚が使える○○○○○が
大番狂わせを演じる可能性も。

母は秋華賞馬ファビラスラフインの妹。

■好素質

ロイカバード

(2着→1着→1着)

…近2走とも
3コーナーで楽に位置を上げ
一気に先頭に立つ好内容。

手応えバツグンの
楽な勝ち方だった。

↓道中は中団後ろを追走
kisaragisho2016-8

↓3コーナー [-11.7-11.6-11.3-11.9]
kisaragisho2016-9

↓スーと手応えよく進出 [-11.7-11.6-11.3-11.9]
kisaragisho2016-10

↓最後はジワジワだが余裕あり [-11.7-11.6-11.3-11.9
kisaragisho2016-11………………

これまでのレースぶりを見た限りでは
機動力がある馬で
どちらかと言うと内回り向きか。

別にコーナー2つの千八でも
問題はないだろうが、
直線でぐんぐん伸びる感じはない。

京都千八で
サトノダイヤモンドを逆転となると
正攻法では厳しそうだが素質は高い。

2、3着候補。

■折り合いが鍵

ロワアブソリュー

(1着)

…前走の上がり33.8秒は優秀。

掛かって止むを得ず
ハナを切った形
なので、
今回、ハナを切らなかった場合に
きちんと折り合えるかが鍵。

↓前走は止むを得ずハナを叩く
kisaragisho2016-12

↓スタートして折り合いを欠く
kisaragisho2016-13………………