マイルチャンピオンシップ2016予想考察 出走予定馬の見解 後編

 
 
 
◎候補●●●●●(データ理論 マイルCS c)

*馬名の場所は”察して”ください。

 
…土曜に雨が降り、
馬場は渋化が残りそうな情勢。
そうなると課題の折り合いは
クリアする公算が大きくなる。

追い切りでは
(モタれて上がりを要した)前走とは一変。
動きは格段に良くなっている。

距離に問題ないし、
実績の割に人気がないのはこの馬。

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

 
 
 

マイルチャンピオンシップ2016 出走馬の見解 後編

 
 
 
◎〜▲サトノアラジン

(父ディープインパクト 母父ストームキャット)

 
…切れる。
切れるが、それはカミソリの
切れではなく『ナタの切れ味』。

若干、手脚が重く
スッとは反応できないが、
長く脚を使える。
重戦車のような末脚が武器。

広い東京コースがピッタリで
ここに実績が集中するのも頷ける。

 
そんなタイプだけに
窮屈な競馬は似合わない。

馬群の中で、窮屈な競馬を強いられた
2走前の安田記念は
サトノアラジンにとって最悪の形だった。

逆に、大外を回した
スワンS、京王杯が
超ど迫力の勝ちっぷり。

実は1400m巧者だったというオチも
無きにしもあらずだが、
のびのびと走れれば
終いは確実だろう。

安定の1頭だと思う。

 
 
 
◎〜△△ミッキーアイル

(父ディープインパクト 母父ロックオブジブラルタル)

 
…典型的なマイラー体型。

折り合いの問題で
短距離を使われているだけで
本質的にはスプリンターではない。

(実際、過去にマイル5連勝で
NHKマイルカップを制している)

 
この馬の場合、実力とか
適性云々より
自分自身との闘い。

短距離を使われ続けたことで
短距離のリズムが
骨髄に徹しているだろうし…。

より一本調子に拍車がかかっている
危惧はある。

折り合いを解決するには
逃げる以外に選択肢はナシ。
逃げの一択。

短距離路線の副産物として
テンのダッシュには
磨きがかかった。

まずは逃げて、
その上で折り合えば。

やや賭けな部分はあるか。

 
 
 
△△〜△ロードクエスト

(父マツリダゴッホ 母父チーフベアハート)

 
…新潟2歳Sは極上の切れ味。
素質は高いはずなのだが…

近走を冷静に振り返ると

 
・NHKマイルC(4走前)
…メジャーエンブレムのハイペース逃げ。展開向く。

・京成杯オータムH(2走前)
…4角手応え抜群だったが、時計は準オープンレベル。

・富士S(1走前)
…展開が向かなかったのは確かだが、
後ろにいたガリバルティに差されたのは不満。

 
近走の内容を精査すると正直イマイチ。
G1で狙うまでは…。

 
 
 
▲~△ネオリアリズム

(父ネオユニヴァース 母父メドウレイク)

 
…馬場を考えると
前走のペースは楽ではない。
モーリスも破った。

ただ、この馬はマイラータイプではない。
馬場が重くなって
求めらる距離適性が
上の方にシフトしてくれば。

 
 
 
△△~△マジックタイム

(父ハーツクライ 母父ブライアンズタイム)

 
…この馬のハイライトは
4走前のダービー卿CT。

インを突いて
中山コースの鬼ロゴタイプを撃破した。

東京コースなどでも実績はあるが
真の正体は小回り巧者か。

ズドンとは切れないので
インを突くか
重馬場で浮上といったところ。