東京新聞杯2016予想考察 出走馬の見解

東京新聞杯2016の◎候補馬

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

■マイルでは底知れず…だが

ダノンプラチナ

(11着→1着→7着)

…2走前の富士Sが強かった。

スローで上がり33.7秒という展開の中…

出遅れ→
直線ブービーからまとめて差し切り勝ち。

普通なら出遅れが致命傷に
なりかねないところを
まとめて料理したのだから能力は相当。

↓2走前の富士Sは出遅れ
tokyoshinbunhai2016-1

↓後方2頭目を追走
tokyoshinbunhai2016-2

↓4角手応えよく回り[11.2-11.1-11.4]
tokyoshinbunhai2016-3

↓大外から伸びて…[11.2-11.1-11.4]
tokyoshinbunhai2016-5

↓ゴール寸前でサトノアラジンを捕らえる[11.2-11.1-11.4
tokyoshinbunhai2016-6
………………

前走の香港マイルも出遅れて後方。

直線で馬群の間を
スルスルと縫って伸びてきたが
肝心なところで前が壁。

残り100mからは
ほとんど追えていない。

↓前走香港マイル 直線で前が壁
tokyoshinbunhai2016-7

千六は5戦4勝。

ケチがついたのは前が詰まった
前走の香港マイルのみ。

マイルに限れば全く底が割れていない。

心配な点としては
海外遠征後で、馬体が緩い点。

陣営のコメントも
イマイチ歯切れが悪い。

馬体重には注意したいところ。

■折り合い次第で一変も

大穴○○○○○(b)だ。

(クリックしてランキングの説明文から東京新聞杯 bをご確認ください)

…普段からかかり癖のひどい馬だが、
前走はスタートから
直線に向くまで終始掛かり通しだった。

↓折り合いを欠く○○○○○
tokyoshinbunhai2016-10
………………

そんな状態でも
ラストは伸びていたし、
折り合い次第ではもっと脚は溜まるはず。

デキ自体は悪くないので
内枠などで折り合いがつけば
一変する可能性はある。

穴2:

大穴2○○○○○(c)だ。

…この馬は新潟のオープンで
2勝をあげているように
左回りで直線の長いコースを得意としている。

前走は直線でほとんど追えず度外視が可能。

休み明けになるが、
十分過ぎるほど乗り込まれており
しかも、間隔が開いた理由が
この条件まで待ったからならば
仕上がっていない訳がない。

穴の資格は十分。

■脅威の瞬発力

ダッシングブレイズ

(1着→1着→1着)

…千六は【5-2-0-1】。

馬券内を外した1戦も
シンザン記念でタイム差なしの4着。

マイルでは8戦消化して
いまだに一度も崩れていない。

生粋のマイラーと言えるだろう。

近3走はいずれも
スローで上がりの速い決着。

すべて後方から
メンバー中最速の上がり

繰り出して差し切った。

↓前走リゲルS 道中は中団を追走
tokyoshinbunhai2016-22

↓[11.7-11.2-11.1-11.6]
tokyoshinbunhai2016-23

↓外からエンジン点火 [11.7-11.2-11.1-11.6]
tokyoshinbunhai2016-24

↓残り200mから手前を替えてグイッと伸びる [11.7-11.2-11.1-11.6
tokyoshinbunhai2016-25
………………

3走前は余裕ある勝利。

2走前は直線で荒れたイン。

前走は長く良い脚。

近3走の内容は申し分ない。

仕掛けられると
激しく反応して
物凄い末脚を繰り出す。

今回もスローの瞬発戦が濃厚だけに
この瞬発力は脅威。

■中山巧者だが

グランシルク

(6着→3着→3着)

…前走のニューイヤーSは3着。

スローの展開が災いし
わずかに届かなかった。

↓道中は最後方を追走
tokyoshinbunhai2016-11

↓4角大外を回って[11.3-11.0-11.6]
tokyoshinbunhai2016-12

↓伸びてくるがスローの展開に泣く[11.3-11.0-11.6
tokyoshinbunhai2016-13
………………

上がり32.9秒
中山コースでは限界に近い数字。

ニュージーランドTも
そうだったが、
とにかく中山では凄いを脚を使う。

ただし、
そんな馬が
中山で高パフォーマンス後→
東京コース
というのは
普通に考えて期待薄。

2走前の(東京コースの)
キャピタルSでは
インを突いて3着に残った。

好走するとすれば、
正攻法ではなく
このような奇襲戦法だろう。

■前走は度外視可

トーセンスターダム

(1着→7着→10着)

…前走は出遅れて
外を回らされたのも痛かったが
馬体も太かった。

↓前走京都金杯は出遅れ+ダッシュつかず
tokyoshinbunhai2016-17
………………

調整が急ピッチだったし
おそらくマイルCS後に
楽をさせたのだろう。

一気に斤量が軽くなる今回、
巻き返しの可能性は十分ある。

■何気に充実

エキストラエンド

(9着→2着→7着)

…この馬の近2走は悪くない。

2走前は
前が崩れる展開の中、
直線4番手
から2着。

逆に、前走は
内の先行馬が残る流れを
外から差して7着。

上がりはメンバー中最速
一番目立つ脚を使っていた。

↓前走京都金杯 道中は中団後方を追走
tokyoshinbunhai2016-14

↓4角で内を回って直線に向く[11.3-11.6-11.7]
tokyoshinbunhai2016-15

↓1頭目立つ脚[11.3-11.6-11.7
tokyoshinbunhai2016-16
………………

一昨年の東京新聞杯で2着。

去年は0.2秒差の6着。

コース適性も問題ない。

■好材料と悪材料

テイエムタイホー

(1着→16着→2着)

…連闘好走後だし、
阪神コースがベストで
東京ではどうかだし、
強気にはなれないが、好材料もある。

まず、逃げる可能性がある点。

今回は、逃げ馬不在。

かつ、
少頭数で、先行馬も少ない。

この馬は道中、
常に引っ張り切りな感じで
リラックスして走れない性質がある。

今回ハナを切るようなら
普段よりリズムよく走れる
ことになる。

↓前走京都金杯 好スタートから前目につける
tokyoshinbunhai2016-18

↓手応えよく4角を回り[11.3-11.6-11.7]
tokyoshinbunhai2016-21

↓伸びてきて2着[11.3-11.6-11.7
tokyoshinbunhai2016-20
………………

それから
冬場に連続好走する傾向がある点。

過去の成績をみると
大体、1月〜2月に好走が始まり
その後、比較的長い期間
好調が持続している。

戸崎Jの乗り方次第では
残る可能性も。