関屋記念2017予想考察 出走予定馬の見解 後編

 
 
 
◎候補●●●●●(単勝・複勝(競馬)ランキング 『b』)

*馬名の場所は『単勝・複勝ランキング』です。

 
…昨年の同レースは
ハイペースでよく粘っていたし、
適性が向くのは間違いない。

前走は伸びない外を通ったうえ、
不本意な後方待機策。

本来は先行馬で、
今回、鞍上は先行策を示唆している。

『先行+ひと叩き』で
本領発揮の場面だろう。

◎候補『b』⇒

*最終結論は『シークレット◎』会員限定で公開します。

 
 
 

関屋記念2017 出走馬の見解 後編

 
 
【脚質メータ】

先行 ←□□■□□ →差し

 
●先行・差し互角

逃げ馬は
’15年レッドアリオン、
’10年レッツゴーキリシマ
が勝利。

追い込み馬は
’09年スマイルジャック
’07年カンパニー
が勝利。

ただし、近5年に限れば
追い込み馬の勝利ゼロ。

 
●外枠優勢

7枠…4勝
8枠…4勝

*過去10年

 
 
【前走は強かったが…】

 
▲〜△ウインガニオン

(父ステイゴールド 母父ポリッシュネイビー 調教師:西園正都)

 
《-》
・同型との兼ね合い
・(速い調教が)中2週で1本

【+】
・前走、圧巻

 
…前走の中京記念(1着)は強かった。

直線、残り200mでは
早々と『4馬身』のセーフティリード。

馬場やペースが味方したとは言え、
完全なワンサイド。
圧巻のレース内容だった。

 
↓展開と馬場が味方した具体的な説明

[前半3ハロンが『34.7秒』。

ただ、これは
逃げ馬が3馬身離したものなので、
実質的に『展開は、ややスロー』。

また、ウインガニオンが通った
『イン』は
(皆が避けていたが)
それほど悪くはなかった。

このことは、
デムーロJのブラックムーンが
インを突いたことからもよく分かる)

 
この中京記念では逃げることができなかったが…

逃げ馬が引き離した
おかげで、気分を害さずに済んだ。

今回、同型の
マルターズアポージーとの兼ね合いが鍵になりそう。

 
マルターズアポジーは、
まだ過去に1度もハナを譲ったことがない。
快速逃げ馬だ。

(中距離タイプだが)
1400mでも逃げれるだけの
テンの速さがある。

同馬がハナを譲るとは考え難い。

したがって、2番手からになりそう。

中京記念のように
引き離して行ってくれればいいが…

密接した2番手だと、気分を害する懸念もある。

 
あとは、調教。

中2週で1本しか時計が出ていない。
馬なりが一本のみ。

前走は、中3週で4本。
一杯が2本。

『調教が弱化している』点も気になる材料ではある。

 
 
 
【有力】

 
◎~○メートルダール

(父ゼンノロブロイ 母父シルヴァーホーク 調教師:戸田博文)

 
《-》
・重賞実績は3着のみ

【+】
・堅実
・前走 高評価

 
…重賞実績は、
2走前(新潟大賞典)の3着のみ。

このとき、
上位2頭には『2馬身の差』をつけられた。

水を開けられた3着だった。

 
ただし、前走は高評価できる1着。

前走の準オープン戦は
[出遅れ後方→
早仕掛け4角先頭→
そのまま押し切る]
圧巻の勝ちっぷり。

一言で言えば、『格』が違った。

レースの上がりは33.0秒。

ふつう、このような超・瞬発戦では
早めに動くと末を無くす。

速い脚をずっと
使い続けなければならないからだ。

(不利な)瞬発戦の早仕掛けで
押し切ることができたのは、
実力差があった証。

しかも、58キロの斤量を背負っていたのだから価値がある。

今、急激に力をつけているのだろう。

 
もともと堅実な馬だし、
今回も上位は必至。

長く脚を使える分、
新潟外回りも合うはず。

 
 
 
【末は確実】

 
▲~△ブラックムーン

(父アドマイヤムーン 母父ジェネラス 調教師:西浦勝一)

 
《-》
・前走、イン突き

【+】
・末確実

 
…前走の中京記念(3着)では
インを突いた。

これは結果的に、正解だった。

私は、戦前の段階で、
「鞍上のデムーロJは
インを突くのではないか」
と予測していた。

というのも、前日の同じ舞台で
デムーロJは
追い込み馬のワントゥワンに騎乗し
[インを突いて勝利した]からだ。

おそらく、デムーロJは、
試し乗りをしていたのだろう。

そして、デムーロJは
『インの馬場は伸びる』
という結論に至ったに違いない。

有利なインを突いたのだから、
前走の中京記念は
取り立てていうほどの内容ではない。

 
ただし、末は堅実。

3、4走前は崩れたが…

・3走前…あまりにも展開が不向き

・4走前は…先行策を試して引っかかった

上記2戦以外は崩れず。

堅実な末脚は魅力的ではある。

 
本質的には
(5走前・キャピタルSのように)
上がりのかかる流れが向くはず。

ハイペースの消耗戦ならチャンスはある。

 
 
 
【条件ドンピシャ】

 
◎~△ヤングマンパワー

(父スニッツェル 母父サンデーサイレンス 調教師:手塚貴久)

 
《-》
・近走イマイチ

【+】
・条件ドンピシャ

 
…関屋記念は
昨年1着、一昨年3着。

(同条件の)谷川岳Sでタイム差ナシの2着。

この新潟1600mは
紛れもなく、本馬のベスト条件だ。

 
前走の安田記念(16着)は
ハイペースがこたえたか。

2走前(3着)はスロー先行なのでイマイチ。

近走がパッとしないのが
どうかだが、
確実に買い目には入れておいた方がいい馬だろう。

 
 
 
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…2走前は重賞戦。

唯一、(馬場の荒れた)
インを通って、見せ場を作っていた。

前走は、ハッキリ距離不足。

新潟外回りで快勝した経歴もあり、
大穴一発ならこの馬だろう(A)。

 
●もう1頭:雨で浮上

この馬は
『直線の長いコース+道悪』
に限れば、Gクラスの馬。

週末の天気は崩れそうだし、
雨なら一発の確率はかなり高まる。

アグネスタキオンと同じ牝系(B)。