エリザベス女王杯2015回顧

 
*シークレット◎で公開した予想は↓こちらでした。

 
◎マリアライト1着(15.2倍)

 
 
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小倉の馬券師Tのシークレット◎
(準レギュラー)
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エリザベス女王杯予想

 
■タフな女

 
 
エリザベス女王杯は

牝馬限定G1の中では比較的

タフな厳しい流れになりやすいレース。

 
明日の天気次第では

(雨の影響が残れば)

さらにタフさに拍車がかかることになる。

 
そこで今回は、持続力とスタミナに

秀でたこの馬を推すことにした。

 
 
◎マリアライト

 
…4走前に

中山の2500m(稍重)という

スタミナを要する条件で圧勝。

 
つづく準オープンでは

上がり36.1秒という我慢比べの

レースを制した。

 
瞬発力ではやや劣るが、

スタミナと持続力は牝馬の中では

トップクラスに位置している。

 
兄がダートのG1馬クリソライトで

弟が菊花賞3着のリアファル

という血統からも合点がいく。

 
’12年の覇者レインボーダリアと

同タイプの馬だろう。

 
鞍上の蛯名Jは

過去にこんな興味深い話をしている。

 
「今日のような少し軟らかくて

他の馬が走りづらいような馬場が

この馬に合っている」と。

 
これは稍重で圧勝した4走前の談話だ。

 
重馬場は苦にしないどころか

得意な部類なのだろう。

 
日曜の天気はビミョウだが、

雨の影響が残れば、

このマリアライトに

より有利になるのは間違いない。

 
前走のオールカマーは

勝ったヌーヴォレコルトに

0.8秒もの差をつけられた。

これは一見すると

埋めようのない決定的な差に思える。

 
しかし、インをピッタリ回った

ヌーヴォレコルトに対して、

このマリアアライトは超大外を回っていた。

 
さらに直線に入っても

まっすぐ走らず。

 
内にササり、ようやく

立て直したところで

外の馬に張られるロスがあった。

 
(4角でグンと上がっていった割に

直線でまだ後方にいたのは

このロスが響いたため)

 
また、休み明けで太め残りでもあった。

 
これらの事情を踏まれば、

決して逆転不可能な差では

ないはずだ。

 
 
・マリアライトの持ち味である

持続力をいかしやすい京都二千二。

 ・ヌーヴォレコルトは大外枠に入り

マリアライトは中枠。

 
・叩き2戦目で馬体は絞れた。

 
さまざまな条件が良化する今回は

ヌーヴォレコルトとの差は

縮まることはあっても

開くことは考えにくい。

 
 
3走前の準オープンは

直線で馬群に囲まれ、一旦下げるロス。

それでも最後は強引に差し切った。

 
2走前のマーメイドSは

厳しい流れの中、外を早めに動く形。

 
ここ数戦の内容は非常に高く評価できるもの。

 
これで雨という地の利が加われば

言うことはない。