シンザン記念2016予想考察 出走馬の見解

シンザン記念2016現時点の◎候補馬

アストラエンブレム

(2着→1着→3着)

…2走前の未勝利戦は
軽く追った程度で上がり32.6秒。

のちにサウジアラビアRCを制した
ブレイブスマッシュに
4馬身もの差をつけて快勝した。

この時点で能力は相当は高いことが
明白だし、
前走の3着は
力を出し切った3着とは言い難い。

↓2走前の未勝利戦、騎手の手はほとんど動かず
shinzan2016-1

↓楽々と突き離すアストラエンブレム
shinzan2016-2
………………

「帰厩して日が浅く
1週前の動きが重く感じました。
〜能力の高さで何とかしてくれると思います」

(前走小島調教師のコメント*競馬ブックより)

小島調教師は
前走で急仕上げを示唆しており
休み明けの影響があったのだろう。

外から追い込んだが、
スパンッと切れる感じは無かった。

それに…

↓サウジアラビアRC 大外から追い込むアストラエンブレム
shinzan2016-3

↓ジワジワ伸びて3着
shinzan2016-4
………………

前々走が馬体重−8キロ。

前走が休み明けで−10キロ。

ここ2戦は立て続けに
馬体重を減らしている。

とくに前走は休み明けで−10キロの大幅減だった。

普通、休み明けなら
プラス馬体重が自然で
急仕上げなら尚のこと。

それが、
逆に大きく減らしていたということは…

本調子ではなかったのだろう。

今回プラス馬体重で
出走できるかどうかが
ひとつの鍵となりそうだ。

ピースマインド

(2着→1着)

…2走前に食い下がった相手が
のちに朝日杯を制することになるリオンディーズ

そして、前走が6馬身差の圧勝。

能力の高さは疑いようがない。

↓デビュー戦では後のG1馬に食い下がり、後続には大きな差
shinzan2016-5
………………

ゲートセンスがよく
ここ2戦は
楽に先手を奪っている。

マイルでも問題なく前に行けそうだ。

ラルク

(1着)

…馬体や走りから素質は感じるが
キャリア1戦だし、
前走はスローの先行。

上がりタイムも
ズバ抜けて速い訳ではなく
人気上位では あまり食指は動かない。

レオナルド

(3着→1着)

…前走の勝ち時計1.48.7は
時計のかかる馬場としては
なかなか優秀。

レースレベルも高く
2着ドゥーカ、
4着シンゼンドリームは次走で勝ち上がっている。

初戦は直線で外から被され
立て直すロスが大きかった分の3着。

ツーエムレジェンド

(4着→1着→6着)

…前走の朝日杯はインを突いて
ジリジリという内容。

京都で勝ってはいるが、
父がフレンチデピュティ、
母父がバブルガムフェロー
というダート的な血統で
切れが要求される舞台ではどうか。

ヒルノマゼラン 除外

(1着)

…逃げて引っかかるぐらいなので
危うさも同居しているのだが、
雄大な馬体でかなり大物感ある1頭。

走りもダイナミック。

同じマンハッタンカフェ産駒の
ルージュバックを彷彿とさせる
前肢が開き気味の走法だ。

先物買するならこの馬。

↓力強くダイナミックな走りのヒルノマゼラン
shinzan2016-6
………………

穴:

○○○○○(a)だ。

(クリックしてランキングの説明文から穴馬aをご確認ください)

…内にモタれて追いづらそうに
なりながら、5馬身差の圧勝。

追い切りの内容からも
大物感漂う。

クリスタルタイソン

(1着→7着→1着)

…近3走ともダート。

だが、前走の時計1.24.5は速い。

同日の同条件と比較すると

7R 500万 『1.24.8』
(スローだが5馬身差の圧勝)

2R 500万 『1.25.4』

翌日12R 1000万 『1.24.9』

ただ、距離は千四の方がいいし
母父は南関東のサンデーサイレンス
と言われたアジュディケーティングで、
芝替わりに一抹の不安は残る。

★シンザン記念2016簡易データ

枠:

4番枠より内 6-7-5-44(29.0%)
4番枠より外 4-3-5-63(16.0%)

*カッコ内は複勝率

前走レース:

新馬 0-0-1-7(12.5%)
未勝利 2-1-0-19(13.6%)
500万 3-3-3-29(23.7%)
OP特別 1-2-3-15(25.0%)
重賞 4-4-3-32(28.6%)

前走距離:

同距離 6-5-5-52(23.6%)
延長 2-2-4-37(17.8%)
短縮 2-3-1-18(25.0%)

↑延長の場合、マイル以上の経験があった方がいい。