フェアリーステークス2016予想考察 出走馬の見解

↓フェアリーS2016の◎候補馬

クードラパン

(1着→1着→13着)

…兄のグランシルクは
中山コース◎、東京コース×
という馬だった。

このクードラパンもパワーがあり、
2走前に中山マイルで
勝っているように兄同様
中山コースとの相性は悪くない。

2走前の勝ち時計は『1.35.3』。

同日の500万条件が1.34.2で、
それと比較すると1.1秒も遅い。

上がりタイムが特段
優秀な訳でもないので
時計的な価値は低く
一言で言えば凡戦だった。

↓2走前の500万条件戦 インをそつなく先行
fairlie2016-1

↓反応まずまず
fairlie2016-2
………………

前走の阪神ジュベナイルFは
インから先行したものの
いいところなく13着大敗。

このレースは例年、差しが有利で
休み明け+先行して
負けたのは仕方ないのだが…

ただ、この13着は2.3秒の大敗。

12着のメイショウスイズキとは
7馬身もの差がついている。

↓12着メイショウスイズキが通過
fairlie2016-3

↓メイショウスイズキから大きく離れた13着
fairlie2016-4
………………

ちょっと負けすぎという気がしないでもない。

中間では攻めを強化しているし、
3走前の未勝利戦は
割と強い勝ち方だった。

ヒモでなら一考だが
1番人気では家賃が高いと感じる。

リセエンヌ

(12着→1着→4着)

…今年のフェアリーSは
お世辞にもレベルが高いとは言えず。

そんな低レベルのメンバーの中で
牡馬混合の重賞で4着の実績は光る。

↓前走サウジアラビアRCで4着に健闘するリセエンヌ
fairlie2016-8
………………

この馬の素質を垣間見たのは
2走前の未勝利戦だ。

直線で前が壁になり、
ブレーキをかける形で
一旦下がったが、
最後に猛追して差し切った。

↓2走前未勝利戦 直線で詰まって下がる
fairlie2016-5

↓前との差が開いたが…
fairlie2016-9

↓立て直して急追、一気に差し切る
fairlie2016-7
………………

かなりの瞬発力。

非力な感じの馬体なので
中山コースがどうかだが、
スローの瞬発戦ならおもしろい。

コルコバード *除外

(2着→1着)

…前走の未勝利戦が強い内容。

直線に入って手応え十分、
騎手が後ろを確認するほど
余裕があり、外から難なく差し切った。

↓後ろを振り返る余裕あり
fairlie2016-10

↓反応よく抜け出して完勝
fairlie2016-11
………………

上がり33.5秒は優秀だし、
2着に下したラブリーアモンは
次走で強い勝ち方をしている。

ただ、
カイ食いが細いらしく
前走が-10キロの馬体減。

その影響で
間隔が開いた分がどうかだが
まともなら勝ち負けの力はある。

穴:

○○○○○(フェアリーa)だ。

(クリックしてランキングの説明文からフェアリーaをご確認ください)

…10着→6着→3着→
2着→1着と、
使われる毎に良くなっている。

主戦の武士沢Jは
「体質が強化された」
「怖がりな面が改善された」
とコメント。

肉体面、精神面での
成長が著しいのだろう。

前走はインから反応よく突き抜けて快勝。

2着に下したウムブルフは
次走4馬身差で圧勝した馬。

その同馬に1馬身以上の差をつけ
3着にはさらに
5馬身の差をつけた。

強敵を圧倒する○○○○○(a)
fairlie2016-12
………………

完全に一皮向けた印象だ。

父ソングオブウインド、
母父メジロライアンという血統から
消耗戦になりやすい
中山コース替りはプラス。

シーブリーズラブ

(3着→8着→5着)

…近2走は直線半ばまで抜群の手応え。

とくに前走はノーステッキの
楽な内容だった。

↓ノーステッキで快勝するシーブリーズラブ
fairlie2016-13
………………

父がダート馬の
カジノドライブだが
去年はヴァーミリアン産駒の
ノットフォーマルが激走しており
コース相性は悪くないはず。

面白い1頭だ。

★フェアリーステークス2016簡易データ

前走距離:

同距離 6-4-4-47(23.0%)
延長 0-1-1-30(6.3%)
短縮 1-2-2-14(26.3%)

↑距離延長は不振