天皇賞春2015 出走予定馬の見解

アドマイヤデウス

…前走は文句なしに強かった。

4角手前で仕掛けると、瞬時に反応。

大外を回って一気に進出し、ねじ伏せるように押し切った。

残り1000mから11秒台のラップが続くタイトな流れ。

この流れを、自ら動いて勝ち切ったことは高く評価できる。

父はダート馬のアドマイヤドン。

今の京都は超高速馬場なので、馬場への対応が鍵だが…

母父はサンデーで、

兄に、京都の2000mを1分56.8のレコードで駆けアドマイヤコスモスがいる。

また、500万条件時だが、小倉の高速馬場でも一応、勝っている。

馬場への対応は可能な気もする。

祖母に3000mの嵐山S勝ちや、ステイヤーズS2着のあるアドマイヤラピス。

体型からも、距離は問題なし。

レース内容◎
適正▲

サウンズオブアース

…レコード決着だった菊花賞で2着。

後続に3馬身半つける強い内容で、

いかにも今の高速京都の長丁場はピッタリな感じがする。

5ヶ月ぶりの実戦だった前走の日経賞は4着。

4角での反応がやや鈍く、直線向いてもケツの方を走っていたが、最後は猛追した。

中山より京都の方が合うタイプ。

馬場もコースも好転する今回は当然、侮れない。

(ただ、大外枠に入ったので、菊花賞のように内からスルスルと、

という訳にはいかないが)

レース内容▲
適正◎

ゴールドシップ

…過去の天皇賞春は、

’14年 2人気7着

’13年 1人気5着

といずれも人気を裏切っている。

また、’13年の京都大賞典でも1人気5着。

タフな流れを好む馬で、

軽さを求められる京都は最も相性の悪いコースと言える。

また、今の京都は超がつくほど高速馬場。

となると、余計に厳しさは増す。

前走はいつも通りの強いゴールドシップだった。

この人気は魅力だが…

まずは先行することが最低条件。

レース内容○↑
適正×

キズナ

…2走前の京都記念は、直線で一気にまとめて差し切る勢い。

が、休み明けの分、もう一押しを欠いた。

前走の大阪杯も、圧勝かと思われたが、

内にいたラキシスが思いのほか、しぶとく。

去年の天皇賞は最後に脚色が鈍って4着だった。

重厚感のある走りで、軽い馬場と長距離が課題だが、

実力は疑いようがない。

長期休養明け3走目でさらに前進。

レース内容◎
適正▲

ラストインパクト

…前走は手応え、反応、共によかったが、

直線で伸びあぐねた。

距離の壁があったかもしれないが、

休み明けでスタミナを要する流れだったことも響いた。

過去、金鯱賞でレコード勝ち。

馬場が高速化している今の京都は、歓迎なタイプだ。

この枠なら、先行しても面白い。

レース内容○↑
適正△

ウインバリアシオン

…一昨年の同レース3着。去年2着。

手脚が長く、薄手の馬体で、京都の長距離は合うタイプ。

日経賞はそこそこの伸びをみせて2着だった。

圧倒的だった去年と比べると劣るが、やはり怖さはある。

レース内容△
適正◎

デニムアンドルビー

…前走の好走には正直、驚いた。

3000mの長丁場、それも消耗戦の流れ。

外を回って、普通にゴールドシップに食い下がっていた。

牝馬だし、腰高の体型で、長距離という感じはしない。

ゴールドシップは、自分の得意な流れだったが

このデニムにとっては酷であったはず。

距離が更に200m伸び、斤量も増えるが、

高速馬場+平坦の京都なら激走があっても驚けない。

レース内容○↑
適正▲

*取り消し

フェノーメノ

…去年の天皇賞春以降、1年間いいところがまったく無し。

ひと叩きされて変わる可能性はゼロではないが、狙いづらい。

レース内容×
適正◎

フェイムゲーム

…ダイヤモンドSを2連覇するくらいだから、スタミナは相当ある。

問題は…

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