日経新春杯2016予想考察 出走馬の見解

↓日経新春杯2016の◎候補馬

シュヴァルグラン

(1着→1着→1着)

…ヴィクトリアマイルを勝った
ヴィルシーナの弟。

現在、2400mで3連勝中。

この馬は
メイショウベルーガや
オウケンブルースリのように
重量感があってパワーがあり、
京都外回りは向くタイプ。

前走は、前半千mが64.2秒。

逃げ馬が引き離しての
数字なので
(時計のかかる馬場だが)
実質スロー。

スローの中、
後方2頭目のブービーから
あっさり抜けてきた。

↓縦長の展開、後方から2番目を追走
nikkeishinshunnhai2016-1

↓直線でエンジンがかかると…
nikkeishinshunnhai2016-2

↓残り200mで先頭に立ち、あっさりと抜け出す
nikkeishinshunnhai2016-3
………………

ステッキは軽く
一発入れた程度で
結構楽な内容であり、
54キロの斤量ならここでも好勝負。

レーヴミストラル

(9着→3着→8着)

…前走の金鯱賞は
内の先行馬が残る流れを
外から差してきて0.4秒差。

着順は8着だが内容は悪くはない。

↓4角では外を回り
nikkeishinshunnhai2016-5

↓脚を伸ばすが
nikkeishinshunnhai2016-6

↓前が止まらず8着止まり
nikkeishinshunnhai2016-7
………………

距離が伸びるのはプラスで
ゆったり流れて
切れ味をいかす競馬が合う。

ただし、大物感や重量感はあまり感じない。

ドスローが濃厚なので
極端な位置取りにならなければ。

サトノノブレス

(10着→4着→3着)

…一昨年の覇者。

前走はジリジリ伸びた
という感じだっただが、
久々に馬券圏内に入った。

↓4角では中団やや前で脚を溜める
nikkeishinshunnhai2016-8

↓追い出されると…
nikkeishinshunnhai2016-9

↓ジワジワ伸びて3着
nikkeishinshunnhai2016-10
………………

10着→4着→3着と
叩きながら成績を上げているし
2走前に装着したブリンカーも効いている様子。

58キロだが前に行けばチャンスありか。

ベルーフ

(6着→6着→除外)

…中山金杯は放馬して
ケガをしたが
レース2日後から坂路で
乗り込みを開始されており、影響は少ないとみる。

金鯱賞はインを狙うか外を狙うか
ハッキリしない騎乗で
結果的に脚を余した。

↓インを狙うが狭く…
nakayamakinpai-7

↓結局、外に出す
nakayamakinpai-8
………………

3走前の菊花賞は
前半でかなり引っかかった影響、
3角で差を詰めかけたところで
ブレーキをかけるロスが響く。

落鉄した皐月賞以外は
かなり堅実に走っている。

切れはない馬で
例年のような持続力が求められる
流れならよいが、
スローのヨイーイドンだとつらくなる…

が、今回陣営は先行策を示唆している。

ダコール

(1着→6着→14着)

…道悪は基本ダメな馬で
2走前は馬場の影響。

前走天皇賞秋は2角で大きくバランスを崩す不利。

↓2角で前の馬が下がってバランスを崩す
スクリーンショット 2016-01-14 16.33.21
………………

穴馬として注目していたのだが…

G3勝ちのみの高齢馬に
58キロのハンデは
さすがに見込まれ過ぎた。

また、今回の舞台は
距離がベストではなく、
外回りも向くタイプではない。

スローが濃厚で脚質的な不利もある。

ただし、内枠を引いて
終始インを狙った戦法なら
ノーチャンスではないが。

(その場合は大勢決したあとの3着争いか)

アドマイヤフライト

(16着→5着→2着)

…前走は時計的にほとんど価値のないレース。

圧勝したヒラボクディープをはじめ
掲示板に入った馬は
ことごとく次走で凡走している。

↓前走は離された2着
nikkeishinshunnhai2016-11
………………

ただし、この馬は今回
複数のプラスファクターを有している。

まず、京都コース【2-2-2-1】。

日経新春杯で2年連続
好走しているように
バツグンの京都適正を誇る。

また、寒い時期が得意で
1月は【2-1-2-0】。

休み明けも苦にしない。

展開も恵まれそうなだけに
怖さがある1頭だ。

プロモントーリオ

(3着→1着→7着)

…前走のアルゼンチン共和国杯は
馬場の悪いところを通っていた。

2走前、1年4ヶ月の休み明けで勝利は力の証。

今回は休み明けだが、
休み明けは3戦3勝で
むしろ良いローテ。

日経新春杯2016の最有力候補は
○○○○○(b)だ。

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