香港国際競争2016予想考察 出走予定馬の見解

 
 
 

香港ヴァーズ2016予想

 
 
まず、日本馬のヌーヴォレコルトについて。

前走のレッドカーペットHで
久々の勝利をあげたが…

完全復活か? と問われると
やや疑問符がつく。

というのも、前走は
(前半1マイル1.40.0)超スローの
展開を内枠からロスなく先行
したもの。

時計は遅く、
(レース全体の)
上がり3ハロンも35.6秒と平凡。
一言でいうと凡戦だった。

それ以前の4戦はイマイチ精彩を欠く内容。

前走の勝利だけで
「即、復活」と
と期待するのは早計だろう。

とは言え、スローのキレ勝負なら
一日の長はある。
▲評価。

 
 
スマートレイアーについて。

かつて1400mの阪神牝馬Sを
脅威的なキレで差し切ったほどの馬。

体型的にも腰高で
2400mは距離が長いのでは。

もって2000mまでという感じ。

スローのキレ勝負で
スタミナの重要度が下がれば。
△評価。

 
 
サトノクラウンについて。

最近はムラ傾向が強いし、
どうもジリ脚。
あまり信頼はできず
押さえ×評価まで。

 
 
 
◎候補ハイランドリール

(父ガリレオ 母父デインヒル)

 
…前走のブリーダーズカップターフは
前半、ややスローで運び、
向こう正面から一気のロングスパート。
(前半4ハロン約48秒、後半4ハロン47秒)

反応よく、危なげなく逃げ切った。

 
2.23.0という速い時計の決着。
高速馬場への適正は高い。

3走前の英チャンピオンSは
前崩れの展開が災いした失速。

去年の覇者で、
その去年は3番手から押し切ったように
逃げなくてもレースはできる。
まともなら、この馬だろう。

 
 
 
ワンフットインヘヴン

(父ファストネットロック 母父パントレセレブル)

 
…母プライドは
サンクルー大賞、香港C、
英チャンピオンSのG1を制した女傑。

2006年の凱旋門賞では
ディープインパクトに先着し
2着に入線
している。

 
父ファストネットロックは
オーストラリアの短距離馬で
スピードはありそう。

前走は重馬場での勝利だが
香港の速い馬場にも対応できる。

実際、(シャンティイイ開催で)
時計の速かった凱旋門賞でも
6着に健闘している。

 
 
 

香港マイル2016予想

 
 
●●●●●(データ理論 『香港マイル』)

*馬名の場所は”察して”ください。

 
…器用さがなく、重厚なナタの切れ味を持つ馬。
前走の内枠は不向きだった。
さらに不利を被っては、なす術なし。

今回は内枠ではないし、
日本より若干時計のかかる馬場で
一押しききそう。

 
 
○ロゴタイプ

…前走はスローだったが、
直線途中までよく粘っていた。
やはり1600mがベスト。

 
 
 

香港スプリント2016予想

 
 
まず日本馬の
ビッグアーサーについて。

前走のスプリンターズSは
前が詰まってジ・エンド。

(勢いはあったので)
仮に詰まらなければ、上位には来ていたはず。

そもそもの間違いが、
前哨戦で逃げたこと。

本番で逃げずに控えたため
折り合いを欠く結果となった。

父サクラバクシンオーの産駒は
中山の千二とは相性が悪く、
コース替わりはプラス。

稀代の名スプリンターだろうし、
鞍上ムーアも心強い。
ここは巻き返す。
◎評価。

 
 
レッドファルクスについて。

キレが凄い。

パワフルな走法なので
直線で坂がないのは割引だが
(日本に比べて)
やや時計がかかる馬場はよい。
▲評価。

 
 
ラッキーバブルズ

…1200m【7-4-0-0】。
1200mでは崩れず。

前走はスローの展開の中、
外からよく伸びていた。
安定株。
○評価。

 
 
△△ピュアセンセーション

…『1.06.7』という
速い持ち時計あり。
硬い走法なので速い馬場が合っている。
G1で好走した割に人気がなく、
妙味は十分。

 
ノットリスニントゥーミー

…前走はスロー先行の展開が向いた。

 
エアロヴェロシティ

…前走、反応イマイチ。
往年の勢いは無いか。
枠はよいが。

 
 
 

香港カップ2016予想

 
 
 
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…前走、馬体は研ぎ澄まされ
かなりデキは良かったが
展開不向きに泣く。

この香港カップと
同じ舞台で好走実績あり。

世界的名手が鞍上というのも心強い。

混戦だと強い馬なので
スローで横一列のような
流れならチャンスあり。