”京都の鬼”に逆うな

 

注目馬 トーセンラー(2.6倍 3着)

…言わずと知れた”超”京都巧者。

京都コース【4-2-3-1】に対し、

それ以外は【0-3-2-7】と両極端な成績を残している。

(京都コースの)複勝率は90%にまで達し、

唯一の着外でさえ、4着と

恐ろしいほどのコース適正を示している。

 

「若干、距離が短いのでは!?」

と思われていたマイルCSも、

京都が舞台という理由で陣営は参戦を決めたほどだ(結果は1着)。

(得意と分かるや、とことん京都コースを

使い続ける藤原調教師の徹底ぶりも凄いが…)

 

その一方で、京都以外では1勝もしていない。

これだけ両極端な馬も珍しい。

 

京都コースが得意=『軽い馬場』が向くということ。

極悪馬場だった安田記念は度外視できる。

 ↓前走の安田記念は4角までいい感じだったが…

kyoutodaishoten2014tosen

………………

2走前の京都記念(2着)は、

デスペラードに騎乗した横山典騎手の『絶妙な逃げ』

+二枚腰にしてやられたが、

直線、鋭く反応しており、内容的には悪くない。

 

3走前のマイルCS(1着)は直線、切れに切れた。

そして、今回もトーセンラーの『庭』である京都コース。

休み明けでもキッチリ仕上げる藤原厩舎でもあり、

とくに死角は見当たらない。