天皇賞秋 2022予想
■ベスト条件、ベストローテ
◎イクイノックス
(父キタサンブラック、母父キングヘイロー)
[適性]A
[能力]A
[レース内容]B
…デビュー戦でノーステッキのまま6馬身差の圧勝、
続く東京スポーツ杯2歳Sでは、上がり32.9秒の脚であっという間に突き抜けた。
この時点でかなりの器だと感じたが、体質が弱い点が弱点。
使い込めない為、その後は放牧に出し
皐月賞は早い段階で(5ヶ月の)ぶっつけローテが決まった。
その皐月賞(2着)は大外18番枠から外を回ってかかり気味に追走し
直線で一旦は抜け出すも、最後に差されて2着。
得意とは言えない小回りコースで外を回り、
勝ちに行っての2着だから負けて強しの内容だった。
日本ダービー(2着)では初めて間隔が詰まるローテ(中5週)で
戦前から陣営は弱気のコメントに終始。
(実際、調教も軽かった)
万全の状態ではない中で地力を示す2着だった。
体質が弱く、使い込むとポカの可能性があるので、
間隔を開けた方が信頼できる馬。
休み明けはプラス材料だ。
父キタサンブラック、母父キングヘイローなら
2000mぐらいがよく、距離短縮はプラス。
東京コースは東京スポーツ杯2歳Sで強い勝ち方をしている。
ベスト条件、ベストローテのここは負けられない。
【自信度 B】
○シャフリヤール
…過去に毎日杯で1.43.9のレコード勝ち。
一方で、不良馬場だった神戸新聞杯では4着に凡走。
高速馬場に適性のあるタイプで、
時計のかかるタフな馬場は苦手なタイプだ。
前走の英G1(4着)は高低差の激しい
タフなアスコットの条件が不向きだったことが敗因。
2走前以前のドバイや日本の良馬場ではすべて好走しており、
巻き返す可能性は高い。
優勝した日本ダービーはスローだったので距離が保ったが
体型からは2000mぐらいが良さそうな馬。
高速馬場+東京芝2000mはかなり合う条件だ。
▲マリアエレーナ
…前走の小倉記念(1着)は4角で手応えよくスルスルと進出。
早めに抜け出し、5馬身差で圧勝した。
54キロのハンデ、内枠からロスなく先行、得意な平坦コースと
恵まれた面はあったが、それにしても強かった。
ここにきて覚醒した感がある。
小柄な牝馬なので、斤量2キロ増は割引だが、
内枠から前走同様ロスなく運べれば面白い。
△△ジャックドール
…前走の札幌記念(1着)は同日の1勝クラス(08R)と
1秒差という平凡なタイムだったが…
控える形で結果を残せたのは収穫だったし、
陣営いわく「秋を見据えた仕上げ」で勝ち切った点は評価できる。
金鯱賞で1.57.2のレコード勝ちを収めており、
もっと馬場は軽い方がいいタイプ。
タフな洋芝→高速馬場の東京コース替わりはプラス材料だ。
11戦して7勝という好成績で、
G1でも通用の器だろう。
△パンサラッサ
…過去、福島記念では前半3ハロン33.6秒という
とんでもないハイペースで飛ばして4馬身差圧勝。
持久力は相当なものがあり、強気の逃げなら怖い。
ベストは1800mだが、
今の高速馬場なら2000mでも問題なし。
△ダノンベルーガ
…前走の日本ダービー(4着)は
なんとか3着はキープしそうだったが、
最後に内にモタれた分、速力がダウンして4着に。
1週前追い切りで猛時計を叩き出したが、
それが仇(仕上げ過ぎ)になったフシがある。
皐月賞(4着)では外差し馬場の内目から伸び、
共同通信杯(1着)ではのちの皐月賞馬ジオグリフを並ぶ間も無く抜き去った。
本来はもっと切れる脚が使えるはずで、まだ見限れない。
【天皇賞・秋の印】
◎7イクイノックス
○8シャフリヤール
▲1マリアエレーナ
△△9ジャックドール
△3パンサラッサ
△5ダノンベルーガ