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■叩き台ではなく、むしろ勝負がかり
キャンディバローズ
(1着→1着→9着)
…怪物級メジャーエンブレムを
別格とすれば、
前走の阪神JFは先行馬にはキツイ展開。
レースの上がり35.8秒が示すように
消耗戦で
前崩れの流れだった。
↓後方待機組の馬が上位を独占
このキャンディバローズは
抑えきれない手応えで
直線に向き、
残り200m過ぎまで2番手。
最後に失速したが
見せ場十分の好内容だった。
↓前走阪神JF 4角手応え十分
↓残り200m過ぎまで見せ場十分
(しかも、調教では
馬なりの2歳馬にアオられて
決してよい状態とは思えず。
↓前走の調教
栗坂 53.8 39.3 25.7 13.2 一杯
2歳500万馬なりを0.7追走0.4オクレ)
過去の戦歴、前走の内容、
まとまった馬体、ピッチ走法。
これらを考慮すれば
距離短縮がプラスなのは間違いない。
G3のファンタジーSを制し、
すでに桜花賞出走は確定的。
だが、陣営は
この馬が(距離適性が短く)
千六の桜花賞では苦戦は免れない
ことを、とうに覚悟している。
だから、今回が
たたき台という気はさらさらない。
それどころか、
苦戦必至の桜花賞の前に
荒稼ぎしておこうという
勝負がかりの気配すら感じる。
実際、今回の追い切りでは
これまでで一番、負荷が
かけられた。
栗坂 52.4 38.1 24.8 12.1
動き自体も前走の阪神JFとは
比べものにならない。
地力勝負でどこまでやれるか
まだ未知数だが、
勝負気配は強い。
もともと小柄なうえ、
前走で大きく馬体重を
減らしたので、
馬体重さえ減っていなければ。
■穴:短距離で切れに切れる
(クリックしてランキングの説明文からフィリーズレビュー Cをご確認ください)
…身の詰まった
ズングリした体型、
掛かる気性。
完全に短距離向きの馬だろう。
(千四だった)
3走前はかなり切れたし、
デビュー戦も強かった。
距離短縮で一変する可能性は高い。
■距離歓迎
アットザシーサイド
(1着→1着→5着)
…前走の阪神ジュベナイルFは
5着だったが3着とは
そう差はなく。
↓3着とは僅差
ただ、ジリジリとした
伸びだったし
展開も向いた。
この阪神ジュベナイルFの
上位組は
ウインファビラス …次走4人気10着
ブランボヌール …次走5人気14着
ペプチドサプル …次走3人気4着
ペルソナリテ …次走5人気10着
デンコウアンジュ …次走6人気5着
と次走で思ったほど結果が出ていない。
唯一、ハイペースで先行した
メジャーエンブレムだけが
次走で圧勝したが、
レースのレベルとしては
あまり高くなかった気がする。
だとするなら、
前走の5着はさほど評価はできないのだが…
ただ、2走前は千四の距離で
割と楽な感じでスパンと切れたし
距離短縮はプラス。
やはりマークは必要だろう。
クードラパン
(1着→13着→4着)
…3走前の500万条件勝ち時の
タイムは
同日の同条件と比べて
1秒以上遅いもの。
前走のフェアリーSは
前がゴッソリ残る展開の2番手。
兄グランシルク同様
中山コースが得意で
コース適性の高さも後押しした4着だった。
パワーある走法で坂コースはよいが
レース内容的にあまり評価はできない。
ペプチドサプル
(4着→4着→4着)
…スパンとは切れないが
しぶとく脚を使う。
消耗戦なら。
ウインミレーユ
(17着→1着→15着)
…調教でも坂路は動かないという話。
坂がどうか。
ナタリーバローズ
(1着→2着)
…デビュー戦がほぼ馬なりの楽勝。
前走(2着)も差し切りそうな
勢いがあったが、
思ったほど伸びず。
道悪だった分伸び切れなかったのだろう。
カトルラポール
…前走は大穴1着だが、
フェアリーS3着のダイワダッチェスを
抑えての勝利だったし、
手応え十分のなかなか強い勝ち方。
ダイアナヘイロー
…前走は相手が悪かった。
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