弥生賞2016予想考察 出走馬の見解

弥生賞2016、3強の中ではこの馬を推す!(b)

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

■歴代の名馬と肩を並べる素質の高さ

リオンディーズ

(1着→1着→1着)

…前走朝日杯は強烈。

直線大外シンガリから
上がり33.4秒の末脚
まとめてブッコ抜き。

早めに抜け出していた
エアスピネルを
問答無用、力でねじ伏せた。

↓ダッシュつかず後方kら
yayoisho2016-1

↓直線大外シンガリから
yayoisho2016-2

↓食い下がるエアスピネルを力でねじ伏せる
yayoisho2016-3………………

3着以下には4馬身の差。

いかにこの2頭が
抜けた存在だったかが分かる。

yayoisho2016-4

朝日杯の価値を測るには
同日の元町S(準オープン)と比べると
分かりやすい。

どちらも千メートル通過が
60秒前後と
(前半千メートルに関しては)
同じぐらいのペースだったからだ。

元町S
前半5ハロン…60.1
(前半3ハロン…36.1)

朝日杯
前半5ハロン…《60.0》
(前半3ハロン…34.7)

↑前半1000mは同じくらいのペース

『勝ち時計』を比べると

元町S
勝ち時計…《1.34.1》

朝日杯
勝ち時計…1.34.4

↑0.3秒しか変わらず。

『後半3ハロン』の数字は

元町S
後半3ハロン…《34.0》

朝日杯
後半3ハロン…34.4

↑朝日杯の方が若干、
(0.4秒ほど)劣っている。

ただし、
『後半2ハロン』でみると

元町S…22.6

朝日杯…《22.5》

朝日杯の方が上回っている。

つまり直線部分における
最後の攻防では
準オープンとまったく
遜色ない内容
だった言える。

さらに、朝日杯の方が
(前半千メートルでは
同じくらいだが)
『前半3ハロン』に関しては
1.4秒ほど速かった。

元町S
前半3ハロン…36.1
(前半5ハロン…60.1)

朝日杯
前半3ハロン…《34.7》
(前半5ハロン…60.0)

前半の厳しさは
朝日杯の方が上。

これらを考慮すると
朝日杯は準オープンと
引けを取らない
レベルの高い決着だった
と言える。

わずかデビュー2戦目で
この競馬。

間違いなく、
このリオンディーズは
歴代の名馬と肩を並べる
ほどのポテンシャルを秘めている馬だ。

兄エピファネイア同様、
手脚の長いスラリとした体型。

本質的には(前走の千六より)
今回の二千の方が合う
馬だが…

この馬はデビュー戦で
かなり引っかかっており
折り合いに手を焼いていた。

マイルに短縮し、
折り合いがついたことも
朝日杯の勝因のひとつだろう。

↓デビュー戦では終始引っかかる
yayoisho2016-5………………

それだけに
二千メートルに距離が延びたうえに
(掛かりやすい)
休み明けでは若干の不安は残る。

ただし、その不安を補って
余りあるほどの器の大きさ、
3戦目の上積みを考慮すれば…

中心視すべき馬だろう。

○弥生賞2016で
私が3強の中で最も評価するのは

●●●●●(b)だ。

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■距離が課題

エアスピネル

(1着→1着→2着)

…前述した朝日杯の価値、
一連のレースぶりからして
能力の高さは疑いを挟む余地がない。

↓2走前のデイリー杯3歳Sは圧勝
yayoisho2016-6………………

ただし、問題は『距離』。

母エアメサイア、母母エアデジャヴー
ともにオークス2着馬。

近親には菊花賞馬エアソミュールがいる牝系。

父キングカメハメハなら
血統的に
問題ないように思えるのだが…

馬体をみると
胴が詰まった筋肉質の
完全なマイラー体型。

また、肩甲骨のラインの
角度が立っているので
ストライドが伸びない。

この二千メートルへの距離延長は
確実にマイナスだと思う。

ただし、能力は高いので馬券内なら。

■姉を上回る切れ味

マカヒキ

(1着→1着)

…近2走とも余力タップリ。

デビュー戦は直線でかるく
気合をつけた程度。

前走も
4角手応えバツグン、
直線でもノーステッキのまま
だった。

この楽な感じで
上がり『32.6秒』だから驚異的。

yayoisho2016-7

姉のウリウリも
切れる馬だが、弟のマカヒキは
もっと切れる。

全2走ともスローで
持ち時計こそないが
能力は相当高いと断言できる。

極端に速いペースや道悪などに
ならなければ
まず走ってくるのでは。

■基礎能力は高い

●●●●●(c)だ。

(クリックしてランキングの説明文から弥生賞 cをご確認ください)

…この馬は
少し鈍いところがあり、
瞬時に反応できない。

そのため、連続で不利を
受けたりで成績は
ソコソコに映る。

が、この馬自身は
安定して走っているし、
朝日杯でも不利がなければ
3着はあった
ように
基礎能力は高い。

中山は合うので
上がりのかかる展開や
道悪
などになれば3強に食い込む余地は十分。