日本ダービー2016予想考察 出走馬の見解

 
 

■侮れない青葉賞組

 
 
●●●●●(b)だ。

(クリックしてランキングの
説明文から日本ダービー『穴b』をご確認ください)

 
近10年で勝ち馬ゼロの青葉賞組。

”青葉賞は用無し”
というのがかつてのセオリーだったが…

軽視は禁物だ。

実は近年、その重要度が
グングン増しているからだ。

 
↓青葉賞組の激走例

’14年 マイネルフロスト …12人気3着

’13年 アポロソニック …8人気3着

’12年 フェノーメノ …5人気2着

’11年 ウインバリアシオン …10人気2着

 
近5年の複勝率は33.3%。

これは皐月賞組の19.5%を
大きく上回る。

 
さらに、
今年の青葉賞は
王道路線を踏み外した
素質馬がこぞって出走してきた。

例年よりハイレベルだった印象がある。

 
実質4連勝中の
●●●●●は
3戦連続(ダービーと同じ)
2400mで結果。

スタミナ。
折り合い。
並んだら抜かせない勝負根性。

なかなか素質のある馬だ。

ズバ抜けて速い脚がある訳ではないので
勝ち切るまではどうかだが、
3着内なら
穴で一番おもしろい存在とみている。

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

 
 

■ダービー戴冠は生まれながらにして宿命か!?

 
 
サトノダイヤモンド

(父ディープインパクト 母父オーペン)

 
…サトノダイヤモンド本命!
というのが一番無難な選択肢かもしれない。

まず、見逃せないのが、
ルメールがマカヒキではなく、
このサトノを選んだ点。

ルメールは
(皐月賞で)
サトノダイヤモンドと
マカヒキ、どちらにも
乗る権利を持っていた訳だが…

(マカヒキは、弥生賞1着。
サトノダイヤモンドは、きさらぎ賞1着。

どちらもルメールJが手綱を握り
結果を残している)

 
皐月賞前、ルメールは
某スポーツ紙のインタビューで
「2400mという距離を考えて
サトノを選んだ」

的なコメントを残していた。

皐月賞のインタビューなのに、
2400mとは気の早い話だが。

つまり、ルメールは
はじめから
皐月賞は眼中になく、
あくまで目標はダービー。

この日本ダービーを見据えた
選択だったことに
疑いの余地はない。

ぶっちゃけ
日本ダービーが獲りタイのだ!

(ルメールクラスのジョッキーが
この手の選択を誤ることは
まず無いだろう)

 
 
●陣営の思惑

 
日本ダービーが最大目標
というのは厩舎側も同じ。

きさらぎ賞→皐月賞
という、ぶっつけのローテーション。

スプリングSや若葉Sを
挟まなかったのは
ダービーにピークを持っていく
意図があったからに他ならない。

 
やはり、というか
案の定、調教では
攻めを大強化。

”3週連続”、”7ハロン”、”一杯追い”
という『究極の仕上げ』を施してきた。

あからさまな感じだが、
陣営の目論見どおり、
デキはピークに仕上がったと言っていい。

産まれながらにして
ダービー戴冠の使命を背負った
良血馬がいよいよ本番へ。

仕上がりは究極。

よもや無様なレースにはならないだろう。