皐月賞2016予想考察 出走馬の見解

皐月賞2016の◎候補馬(c)

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

■逆転は可能か?

リオンディーズ

(父キングカメハメハ 母父スペシャルウィーク)

…リオンディーズは
マカヒキを逆転できるのか?

弥生賞は
マカヒキの強烈な切れ味に屈し、
クビ差の2着に敗退。

このクビ差は本番で逆転できるのか?

それとも、さらに差が開くのか?

結論から言うと、
逆転は可能だ。

リオンディーズ、マカヒキ。

どちらも
インパクト大のズバ抜けた走り。

3着以下とは明らかに
能力の隔たりを感じる内容だった。

↓4着以下には大きな差
satukisho2016-3

(過去の弥生賞と比べても)
圧巻のハイパフォーマンス
だったのは間違いない。

どちらも名馬級の器をもった馬だろう。

だが、
冷静に内容を精査すれば
わずかではあるが、
リオンディーズの方に
軍配
が上がる。

紙一重ながら
リオンディーズ>マカヒキ
という図式が成り立つのである。

●弥生賞を徹底分析して見えた2頭の優劣

まず、弥生賞は
前半ハイペースだった。

内のシャララと
外のケンホフォヴァルト
がガリガリ競り合う展開。

ここでマカヒキは
スッと最後方に控え、
スタミナの消耗を避けた。

一方、リオンディーズは
控えようとしたものの
掛かってしまい前目の位置に。

若干ではあるが、
ハイペースの渦に飲み込まれる
結果となった。

↓前半、リオンディーズはやや前、マカヒキは最後方
satukisho2016-4

その後、流れは
水を打ったように落ち着く。

折り合いに問題のないマカヒキは
道中リズムよく追走。

一方で折り合いに難のある
リオンディーズは
なんとか我慢しながらも
若干かかり気味だった。

(この中盤で、さらなる
スタミナのロスが発生したのは
言うまでもない)

後半になると、ラップは一気に加速した。

だが、そのラップが加速する
一歩手前で
マカヒキは動く。

全体が動く前に
やや位置を押し上げることに成功
した。

(ラップが加速してから動くと
余計に脚を使うハメになる)

リオンディーズは
もう我慢できない感じで
直線早め先頭に立った。

一旦は完全に抜け出したが、
道中、しっかりと
脚を溜めたマカヒキに
差し切られた訳だ。

↓早めに抜け出すリオンディーズ、一気に差を縮めるマカヒキ
satukisho2016-5

↓マカヒキが驚異的な末脚で差し切る
satukisho2016-7

道中ロスの有無、
仕掛けのタイミング、
休み明け、叩き2走目の差。

これらを考慮すれば、
今回のクビ差は決して
逆転不可能でないことが分かるだろう。

唯一不安要素を上げるなら
折り合いぐらいだ。

●侮りがたしマカヒキのS級瞬発力

もちろん、マカヒキも強かった。

4角から
直線で前に取り付くまでの
脚は異常とも言えるレベル。

小回りへの適性なら
3強の中でピカイチ
だろう。

しかも、中間の調教では
信じ難いほどの猛時計を連発。

(CWラスト11.4秒(馬なり)や
CW全体62.8秒など)

やり過ぎを
危惧するくらい
極限にまで仕上げてきた。

リオンディーズに軍配を上げたものの
その後、審判団から『物言い』がつくほど
その差は一寸。

私自身、まだ
最終結論を決めかねている状態だ。

さらに週末の天気が
ビミョウ
とあって
予断を許さない状況。

ギリギリまで熟考したうえで
最終結論をひねり出そうと考えている。

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

皐月賞2016
道悪になった場合の穴候補2頭目(d)。