ガンピット(香港)
(1着→1着→1着)
…今回のチャンピオンズCで
もっとも不気味な存在なのが、
香港の刺客ガンピット。
ダート(オールウェザー)は7戦7勝とパーフェクト。
芝ではお世辞にも1流とは言えないが
(と言うか3流だが)
ことダートにおいては
まったく底をみせていない。
前走の距離は1650m。
タイムは1分36秒3(1着)。
これは1600mに換算すると
1分33秒5ぐらいなので、
時計はかなり速い。
そういう速い馬場だったとも言える。
好位のインから
直線残り200mで抜け出し、2馬身差の快勝。
ラスト1ハロンは約11.0秒だった。
最後の100mは流す余裕あり。
↓楽々とゴール板を駆け抜けるガンビット
前走のレースVTR(3番)
http://racing.hkjc.com/racing/video/play.asp?type=replay-full&date=20151118&no=06&lang=eng
タイム的には優秀だったと思う。
ただ、中京のダートは
上がり3ハロンがかかるタフな傾向。
ラスト11秒台だった
前走のレースとはだいぶ質が異なる。
またこの馬の勝ち鞍は
(芝も含めて)すべて1650m。
マイラー体型に映るし、
今回の千八は若干、距離が長いように思う。
となると、(得意とは言えない)
距離に延長、
タフな馬場では楽ではない。
スローで切れ味勝負という条件がつき
ヒモ扱いが妥当という結論に落ち着く。
ホッコータルマエ
(5着→1着→3着)
…前走のJBCクラシックは
不良で若干時計のかかる馬場だった。
ただ上がりは37.0秒なので、
ペース的にはさほど厳しくなく。
そんな中、
早め2番手に上がるが、
直線では逃げるコパノリッキーに
並びかけるところまでいけなかった。
逆にジワジワと差を広げられる始末。
レース内容としては
とくに強調できるものは無し、と言わざるを得ないだろう。
↓ジワジワと離されるホッコータルマエ
………………
じゃあ、今回軽視できるか
と問われれば、
軽視はヤバいという結論になる。
巷で言われているように
この馬は叩き2戦目で変わるタイプ。
過去の叩き2戦目は
9人気1着(デビュー2戦目)
9人気3着(’12JCD)
1人気1着(’13JBCC)
2人気1着(去年のチャンピオンズC)
このように軒並み
人気か、それ以上の走りをみせている。
去年のチャンピオンズCは
JBCクラッシックで軽く凡走したあと
叩き2走目でキッチリと変わった。
今回も去年と同じようなローテ。
前走の内容が内容だけに
過信もできないが、軽視もできない
といったところ。
調教駆けしない馬なので
状態の見極めが難しいのが難儀だが。
(クリックしてランキングの説明文から穴馬をご確認ください)
前走は0.5秒差の3着。
だが、
(例のゴールドシップのような)
大出遅れをやらかしており、
4馬身ぐらいのロスがあった。
↓大きく出遅れる○○○○○
………………
1馬身=0.2秒とすると
0.8秒のロス。
単純計算では
もし出遅れなければ、0.3秒ほど離して勝っていたことになる。
近走はイマイチだったが、
状態が持ち直しているのかもしれない。