クードラパン
(1着→1着→13着)
…兄のグランシルクは
中山コース◎、東京コース×
という馬だった。
このクードラパンもパワーがあり、
2走前に中山マイルで
勝っているように兄同様
中山コースとの相性は悪くない。
2走前の勝ち時計は『1.35.3』。
同日の500万条件が1.34.2で、
それと比較すると1.1秒も遅い。
上がりタイムが特段
優秀な訳でもないので
時計的な価値は低く
一言で言えば凡戦だった。
↓2走前の500万条件戦 インをそつなく先行
↓反応まずまず
………………
前走の阪神ジュベナイルFは
インから先行したものの
いいところなく13着大敗。
このレースは例年、差しが有利で
休み明け+先行して
負けたのは仕方ないのだが…
ただ、この13着は2.3秒の大敗。
12着のメイショウスイズキとは
7馬身もの差がついている。
↓12着メイショウスイズキが通過
↓メイショウスイズキから大きく離れた13着
………………
ちょっと負けすぎという気がしないでもない。
中間では攻めを強化しているし、
3走前の未勝利戦は
割と強い勝ち方だった。
ヒモでなら一考だが
1番人気では家賃が高いと感じる。
リセエンヌ
(12着→1着→4着)
…今年のフェアリーSは
お世辞にもレベルが高いとは言えず。
そんな低レベルのメンバーの中で
牡馬混合の重賞で4着の実績は光る。
↓前走サウジアラビアRCで4着に健闘するリセエンヌ
………………
この馬の素質を垣間見たのは
2走前の未勝利戦だ。
直線で前が壁になり、
ブレーキをかける形で
一旦下がったが、
最後に猛追して差し切った。
↓2走前未勝利戦 直線で詰まって下がる
↓前との差が開いたが…
↓立て直して急追、一気に差し切る
………………
かなりの瞬発力。
非力な感じの馬体なので
中山コースがどうかだが、
スローの瞬発戦ならおもしろい。
コルコバード *除外
(2着→1着)
…前走の未勝利戦が強い内容。
直線に入って手応え十分、
騎手が後ろを確認するほど
余裕があり、外から難なく差し切った。
↓後ろを振り返る余裕あり
↓反応よく抜け出して完勝
………………
上がり33.5秒は優秀だし、
2着に下したラブリーアモンは
次走で強い勝ち方をしている。
ただ、
カイ食いが細いらしく
前走が-10キロの馬体減。
その影響で
間隔が開いた分がどうかだが
まともなら勝ち負けの力はある。
穴:
(クリックしてランキングの説明文からフェアリーaをご確認ください)
…10着→6着→3着→
2着→1着と、
使われる毎に良くなっている。
主戦の武士沢Jは
「体質が強化された」
「怖がりな面が改善された」
とコメント。
肉体面、精神面での
成長が著しいのだろう。
前走はインから反応よく突き抜けて快勝。
2着に下したウムブルフは
次走4馬身差で圧勝した馬。
その同馬に1馬身以上の差をつけ
3着にはさらに
5馬身の差をつけた。
強敵を圧倒する○○○○○(a)
………………
完全に一皮向けた印象だ。
父ソングオブウインド、
母父メジロライアンという血統から
消耗戦になりやすい
中山コース替りはプラス。
シーブリーズラブ
(3着→8着→5着)
…近2走は直線半ばまで抜群の手応え。
とくに前走はノーステッキの
楽な内容だった。
↓ノーステッキで快勝するシーブリーズラブ
………………
父がダート馬の
カジノドライブだが
去年はヴァーミリアン産駒の
ノットフォーマルが激走しており
コース相性は悪くないはず。
面白い1頭だ。
★フェアリーステークス2016簡易データ
前走距離:
同距離 6-4-4-47(23.0%)
延長 0-1-1-30(6.3%)
短縮 1-2-2-14(26.3%)
↑距離延長は不振
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