共同通信杯2016予想考察 出走予定馬の見解

共同通信杯2016の◎候補馬

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

■強い相手に完勝

ハートレー

(1着→1着)

…母は米G1馬で、
クラブ募集価格が1億円の高値馬。

前走はスローで時計は遅かった。

勝ち時計の『2.01.8』は
同日の未勝利戦と0.5秒しか
変わらない
もの。

ペースが上がったのが
残り2ハロンからだったため、
上がり『35.3秒』は目立つものではない。

↓前走ホープフルS 出遅れて中団後ろを追走
kyodo2016-2

↓コーナーで外を回って進出 [12.1-11.5-11.7]
kyodo2016-3

↓ロードクエスト(青矢印)と一緒に伸びてくる [12.1-11.5-11.7]
kyodo2016-4

↓ロードクエストを振り切って1着 [12.1-11.5-11.7
kyodo2016-5………………

ただし、打ち破った相手は
ロードクエスト、
バティスティーニ、
ブラックスピネル
と相応のメンバー。

とくにロードクエストは
新潟2歳Sをノーステッキ、
最後は馬なりで圧勝
するほどの素質馬。

そのロードクエストを
末脚比べで破ったのだから、
時計や上がりだけでは
計れない価値がある。

課題はスタート。

近2走ともスタートで出遅れている。

↓スタートで出遅れ。
kyodo2016-1

この共同通信杯は
スローの上がり勝負になりやすく
先行馬に有利な傾向。

出遅れて後手後手に回ると
脚を余す可能性もなくはない。

心配な点はそれくらいか。

■穴:能力はG級

●●●●●(b)だ。

(クリックしてランキングの説明文から共同通信杯 bをご確認ください)

…この馬はデビュー戦で
軽く追っただけで
上がり32.9秒をマーク
しており、
能力は間違いなく高い。

前走は休み明けで
2週連続併せ馬でオクレ。

仕上がり途上だったし、
距離も合っておらず、
急遽騎手の乗り替わりもあって
入れ込んだ。

今回は併せ馬で
3週連続先着
叩いて一変している様子。

距離延長もプラスで
前走から大幅な上積みが見込める。

↓前走は最後にジリジリと伸びる
kyodo2016-6………………

■展開利あり

リスペクトアース

(1着→2着)

…近2走ともスローの
上がり勝負を
逃げ粘ったという内容。

展開は恵まれたのだが、
今回も再度恵まれそうなメンバー。

速い上がりが使えるので、
まんまと逃げ切りという可能性もある。

↓1枠からマイペースの逃げ
kyodo2016-7

↓ドレッドノータスに並びかけられる[11.7-11.2-11.3]
kyodo2016-8

↓しぶとく食い下がり2着 [11.7-11.2-11.3
kyodo2016-9………………

■混戦なら

ペルソナリティ

(1着→4着→6着)

…デビュー戦で
ダイワダッチェス(フェアリーS3着)
アドマイヤモラール(京王杯2歳S2着)を破った馬。

前走の阪神JFは
前崩れの消耗戦の中、
最後方から大外を回って
なだれ込んだという内容。

とくに強調する点はなかった。

ただし、
一瞬の脚と勝負根性があり、
内目の枠を引いて
馬群の中で脚を溜める形なら可能性はある。

■脚質とコース適性が問題

メートルダール

(1着→1着→3着)

…近2走は
中山コースで豪脚炸裂。

↓前走京成杯 縦長の後方2頭目を追走
kyodo2016-11

↓直線に向いてまだ後方 [11.7-11.8-12.2]
kyodo2016-12

↓まだ後方 [11.7-11.8-12.2
kyodo2016-13

↓最後に急追 [11.7-11.8-12.2
kyodo2016-14………………

東京でも勝っているが、
パワー型の走法で、
中山コースがベストな印象
を受ける。

(ただ父ゼンノロブロイの産駒は
東京芝で
一番勝っている得意コースだが)

あとはこの極端な脚質がどうかという点。

■カミソリの切れ味

スマートオーディン

(1着→2着→1着)

…すごいキレ。

前走の東スポ杯は
内の先行馬が残る流れ
大外から一気に差し切った。

↓前走東京スポーツ杯2歳S
kyodo2016-15

↓外を回って [11.5-10.9-11.3]
kyodo2016-16

↓鋭く反応 [11.5-10.9-11.3]
kyodo2016-17

↓一気にくる [11.5-10.9-11.3
kyodo2016-18………………

デビュー戦では
楽々と上がり33.3秒。

3戦連続上がり33.5秒以下。

瞬発戦になりそうな今回、
この切れ味は脅威。