ゴールドシップ
(1着→15着→10着)
…おそらく多くの人が
頭を悩ませているにちがいない。
今回は走るのか走らないのか?
気分屋もほどほどにしてくれと。
まず、今さら言うまでもないが
このゴールドシップの
中山2500への適性は高い。
過去の有馬記念は
1着、3着、3着
と一度も馬券内を外していない。
しかも、近2年は
前走フタ桁着順からの巻き返しだ。
(’14年 凱旋門賞 14着→ 有馬記念 3着)
(’13年 ジャパンカップ 15着→ 有馬記念 3着)
空前のスローだった
去年の有馬記念は
大外をブン回しながら
捲るという(スローでは)ご法度な乗り方で3着。
消耗戦向きの
ゴールドシップにとっては
余計にツラい流れだった。
↓去年の有馬記念はスローで外を回る形
………………
一昨年の有馬記念は
ジャパンカップで見せ場ゼロ、
15着大敗の絶不調状態から
3着に巻き返した。
3歳時には中山の皐月賞を制している。
これらの戦歴から
中山コースはかなり得意。
有馬記念とリンクすると
言われている宝塚記念で
2勝をあげていることからも
中山は鬼と言えるだろう。
:コース適性◎
■前走ジャパンカップの評価
前走のジャパンカップは10着だった。
直線はジリジリと
雪崩れ込んだだけという感じ。
↓前走ジャパンカップは直線で伸びずバテず
………………
ただ、一昨年のような
まったくの見せ場ナシとは違い
3角でグーンと捲っていく
ゴールドシップらしい走りはみせていた。
↓残り1000mから動いていくゴールドシップ
↓一気に進出
………………
この日の東京芝コースは
インを突いたラストインパクト、
ジャングルクルーズの人気薄2頭が
残ったように若干イン有利な馬場。
(ラストインパクト23.9倍2着
ジャングルクルーズ166.9倍4着)
外の差しが決まるバイアスでは
なかっただけに大外を回って
0.4秒差なら悪くはない。
↓超人気薄の2頭ラストインパクト(2着)、ジャングルクルーズ(4着)はインを通る
………………
ただし、勝ち時計の2分24秒7は
遅い。
また、
逃げたカレンミロティックが
前半3ハロン35.2秒で飛ばし
ゴールドシップには歓迎の流れだった。
これらをトータルで判断すると
内容的にはマズマズ
(悪くはないが)
ということになる。
:前走レース内容▲
2走前の宝塚記念は例の
ありえない出遅れで度外視。
3走前の天皇賞春は
散水の恩恵があったとは言え
鬼門だった京都でG1勝ち。
近2走は大敗だが
衰えたと決めつけるのは
早計だろう。
この馬は気分屋とみられているが
実は凡走の大半は
2走目のポカだったというオチがある。
人気を裏切った多くが
休み明け好走→2走目で凡走
だったからだ。
それだけ反動が出やすい体質なのだろう。
今回は叩き2走目だが
前走が凡走なので
ポカの心配は少ない。
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