春とは全くの別馬に成長

ショウナンパンドラ(10.1倍 1着

…以前のショウナンパンドラと同じ扱いをしていると…きっと痛い目に遭うだろう。

休養前とは、馬が丸っきり変わっている。

父ディープインパクト、母がステイゴールドの一族(母母ゴールデンサッシュ)という、なかなかの良血。

それだけに常に上位人気に支持されたのもうなずける。

ただ、その人気に応えられているか? というと、ほとんどのケースで裏切っている。

3~4角まではいい感じに運ぶものの、直線で思ったより弾けない。

ジリ脚で、もうワンパンチが利かない。

そんな、もどかしい競馬を繰り返していた。

ところが、休養後のショウナンパンドラはどうだろう?

まるで別馬だ。

2走前の糸魚川特別(500万)は、2着のメイクアップ(後にセントライト記念6着)に並ぶ間もなく圧勝。

前走の紫苑Sは、負けはしたものの、ほとんど勝ちに等しい2着。

早めに抜け出した分だけ甘くなっただけで、負けて強しの内容だった。

とくに、『4コーナー~直線前半』にかけての反応はバツグンで、まさに目を見張る瞬発力。

あの時…、

”確かに”…ショウナンパンドラは3~4コーナー中間付近までは、後方にいたはずだった。

それが、馬なりのまま上がっていくと、直線では一気に先頭に躍り出た。

なんという反応の鋭さだろうか。

エスパー魔美もビックリの瞬間移動である。

春までのショウナンパンドラでは考えられないレースぶりと言っていいい。

↓3コーナー地点ではまだ後方
shukasho2014shonan1

↓直線前半で早くも先頭へ躍り出る
shukasho2014shonan2
………………

ここまで馬が変わったのは、おそらく休養によって体質が強化されたのが主な要因だろう。

それまでは、馬体が細化し、428キロまで馬体重を減らすこともあった。
ちなみに、デビュー時の馬体重は440キロあった。

馬体を減らしながら好走を続けるというのは容易なことではない。

もどかしい競馬が続いていたのは、この体質の弱さも起因していたのだと思う。

ところが、今はどうだろう?

カイ食いが良くなり、あれだけ調教でビシバシやっても、プラス馬体重。
*調教後の馬体重446キロ(+6)

明らかに体質が強化されている。

そして何と言っても、その逞しい馬体が、今の充実ぶりを証明している。

そう、馬が変わったのだ。

それも、ただ変わったのではなく、”著しい変化”。

古い殻を脱ぎ捨てて、脱皮するかのような大きな変化によって、馬がパワーアップしたのだ。

今の状態であれば、たとえ相手がG1馬だろうが、恐れることはない。

小細工なしに堂々と渡り合うことができる。

毛布の力

小倉の馬券師Tです。

だいぶ寒くなり、最近、毛布を出しました。

毛布を出すのは結構、面倒な作業で、洗ったり干したりしなければいけません。

(この作業を怠ると、ホコリによって猛烈に鼻がムズムズします)

時間にすると、ほんの数十分の作業ですが、何となく腰が重いのです。

なので、最近まで(寒くても)我慢して、毛布は出しませんでした。

「オレはまだ毛布は出さんぞ。耐えるんだ」

と抗って、ブルブル震えながら丸まって寝ていました。

しかし、ギブアップしました。

やはり、大自然の寒さには敵いません。

いざ毛布にくるまって眠ると、

「ウワオッ、なんて暖かくて最高なんだ!毛布…万歳!」

と心から思ってしまいました。

暖かい布団で眠れる幸せを噛み締めながら、独り生きている今日この頃です。

*私の布団はダニと共存しています。
したがって、毛布にダニが乗り移るのは、時間の問題でしょう…。

ところで、

今、ある事を考えています。

2つのことです。

1つは競馬に関すること、もう1つは競馬に関係のないことです。

ただ、いつも計画を立てながら、実行できないことが多いので、実際に動き始めたら、具体的な内容を述べたいと思います。

近日中です。

ありがとうございました。