■阪急杯

ミッキーアイル

…ハナを切る形がベストの馬。

ここ2走はハナを切れずに、気負って走っていた。

今回、同型(他の逃げ馬)は、ニホンピロアンバー1頭のみ。

この馬は、長期休養明けだし、枠も外なので無理はしないはず。

単騎逃げが濃厚。

コパノリチャード

…去年の阪急杯は、4馬身差の圧勝。

ハイラップで飛ばして後続を寄せ付けなかった。

コパノの馬はダート的な馬が多い。

急坂があって上がりのかかる阪神千四はピッタリ。

少し気分屋なところはあるが…ハマれば強い。

レッドオーヴァル

…スプリンターズSが120%と思えるデキ。

その後、下降したのは仕方ない。

厳冬期の休み明け(牝馬)で多少の割引は必要だが…。

去年も似たようなローテで3着。

追い切りの動きも良。

可能性はある。

ダイワマッジョーレ

…14着→9着→5着→3着。

休み明けを叩きながら、ジワジワと着順を上げてきた。

これは、期待値の高いパターン。

JRA騎手となったミルコに対する(矢作調教師の)『はなむけ』の意味も。

■中山記念

イスラボニータ

…前走のジャパンカップは、直線途中までバツグンの手応え。

それで失速したのは、距離&疲れが原因では。

今回、距離が千八に短縮するのは当然、プラス。

また、休み明けリフレッシュ効果も窺える。

ロゴタイプ

…中山コース【3-1-1-0】とパーフェクト。

前走はダートだったが、父ローエングリンの産駒はダート走らない。

結果的には、よい調教代わりとなった。

ヌーヴォレコルト

…初戦の4着以外は、非の打ち所のない成績。

近2走も、負けて強しの内容。

休み明けと、初の中山コースが課題だが、今回も堅実に。

後藤騎手なぜ…

どうも、小倉の馬券師Tです。

後藤騎手の突然の訃報。

驚きました。

そして、ショックでした。

あの明るい後藤騎手が…まさかって感じです。

度重なる落馬にもめげず、不屈の精神で復活。

つい先週も落馬しましたが、翌日にはすぐに復帰して。

(その日に2勝をあげていました)

軽症だったのでホッとしていたところでした。

ところが、27日。

後藤騎手は帰らぬ人となってしまいました。

彼がどういう経緯で死を選択したのか。

どんな事情があったのか。

今となっては知る由もありません。

(もしかすると、事故かも知れません)

ですが、やはり落馬の影響は大きかったと思います。

落馬の恐怖というのは、当人しか分からないもの。

他人には分からない、悩み、苦しみ、葛藤が、彼を苦しめ続けていたのかも知れません。

体は治っても、心のダメージまでは完治しきれなかった…

そんな気がします。

それにしても…。

前日のフェスブックでは、元気な姿を見せていたのに。

やりきれない気持ちで一杯です。

実は、私の父と妹も、自ら命を絶っています。

あのとき、こうしていれば良かったとか。

ひどい事を言ってしまったとか。

もっとやさしくしていれば良かったとか。

あとになって後悔の念がわき上がってくるんです。

後藤騎手のご家族も、さぞ無念だったと思います。

その心中、察するに余りあります。

私が、後藤騎手で印象に残っているのは、2002年の安田記念です。

アドマイヤコジーンでG1を初制覇したあのレース。

たしか、10年目にして初のG1。

いつも明るい後藤騎手が、涙ながらにインタビューに答えていました。

私も、もらい泣きしてしまい、競馬場で一人、涙をぬぐっていた記憶があります。

あの姿は、今でも目に焼き付いています。

また、インタビューのとき、意味もなく語尾に「ベイベ」をつけたり。

ヒヨコの人形を肩に乗っけてきたり。

とにかくサービス精神が旺盛で、底抜けに明るいキャラでした。

もう、あのパフォーマンスが見れないと思うのと、寂しくて仕方ありません。

心より、ご冥福をお祈りします。

ありがとうございました。

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