*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。
■7戦ぶりに逃げる
ミッキーアイル
(15着→4着→7着)
…このミッキーアイルが
凡走するケースは
8割がた、次の要素が敗因だ。
それは『折り合い』。
ここ3戦でも
全て引っかかっており
そのため
脚が溜まらず失速した。
↓3走前 安田記念 掛かる
↓2走前 スプリンターズS 掛かる
↓前走 香港スプリント 掛かる
………………
前走の香港スプリントは
先行して7着。
逃げたペニアフォビアが残る
流れだったが、
直線では力なく失速。
ハナを切ろうという姿勢が
見えたものの、
ペニアフォビアの方が速くて行けず。
道中は折り合いに苦労していた。
よく、折り合いは長距離で
重要と言われている。
だが、
私は『短距離』の方が
はるかに重要度は上だと考える。
なぜなら、
全力疾走に近い状態で
リズムを崩すと
消耗が大きいからだ。
(実際、これまで
短距離で折り合いを欠いた
人気馬が馬群に沈むシーンを
何度も目撃してきた)
去年の阪急杯は先行して2着。
高松宮記念でも先行して2着。
逃げ→先行へと
脚質転換をこころみ、
いったんは成功したかに思えた。
だが、実際のところ
脚質転換は不成功。
上記の2戦は
(折り合いがつきやすい)
湿った馬場。
良馬場では相変わらず
逃げなければ
折り合いがつかない馬のままだったのだ。
↓先行して折り合いがついたのは重馬場のみ
今回、陣営は
「ハナを切って持ち味を生かしたい」
平井助手(スポニチ)
と逃げ宣言。
(厳密には2走前から
ハナを切ろうとしていたようだが)
レッツゴードンキと
ミッキーアイルでは
ミッキーの方がテンの速さは上。
今回は逃げることになるだろう。
7戦ぶりに
逃げるとなれば、
当然、期待は高まる。
■穴1:古豪健在
(クリックしてランキングの説明文から阪急杯bをご確認ください)
*穴2も公開(阪急杯c)
…高齢だし、
近走の着順からは
ピークを過ぎたような印象を受けるが…
前走、脚は残っていたが
直線で前が壁になり、まったく追えず。
最後は手綱を引く大きな不利。
完全に度外視できる一戦だった。
↓前が開かず
………………
2走前のG1は外を回って
直線半ばまでは伸びており、
着順ほど悪い印象はない。
(この馬は
よい脚を長く使えるタイプではなく
大外を回っては厳しいタイプ)
3走前は内が有利な馬場を
外から差して4着。
こうしてみると、まだまだ
終わったとは言いがたい。
阪神千四のイメージはないが、
ペースは速くなりそうだし
地力の高さで突っ込む可能性も。
■危うさ同居
レッツゴードンキ
(4着→17着→6着)
…さかのぼること約1年前。
チューリップ賞で
岩田Jがハナを切る競馬を
して以降、
逃げなければ引っかかる馬へと
変貌を遂げてしまった。
(そのおかげで桜花賞を制することになるのだが…)
今回、引っかかりやすい
休み明け。
逃げられるかどうかが鍵だが…
ミッキーアイルの逃げ宣言。
レッツゴードンキもテンの速さは
あるが、
(スプリント中心に使われてきた)
ミッキーの方が速い。
ひと呼吸おいて
ジワッとハナを切らせるか。
しかし、そうすると
ペースが厳しくる。
千四自体は合いそうだが、
ハナを切れるかビミョウな今回
多少の危うさを感じる。
■食指動かず
ミッキーラブソング
(5着→2着→3着)
…重賞での実績は
前走の京都金杯3着のみ。
その3着は
逃げたニンジャ(単オッズ69倍)が
5着に残る流れを先行。
展開利+54キロの斤量が
大きく貢献した一戦だった。
また、4着とはアタマ差でしかない。
コース適性は悪くないが、
そこそこ人気しそうだし
前走の3着だけで買いとするのは…。
■絞れて一変も
オメガヴェンデッタ
(4着→3着→12着)
…芝レースで崩れたのは
前走が初めてだった。
その前走は
距離が1ハロン長いうえに
太め残りの+8キロ。
(前走の陣営コメントでは)
「間隔をあけて
2走前より毛ヅヤが良くなった」
という話だったし、
デキが下降していた訳ではないだろう。
調教では2週続けて
一杯に追われており
絞れてくれば変わり身が期待できる。