デンコウアンジュ
(5着→1着→1着)
…いかにも切れそうな馬体。
2、3走前は頭を上げたり
横を向いたりで集中力を欠いた走りだった。
それがある程度、まともに走った
前走のアルテミスSでは
大外から豪快な追い込み。
たしかに、差し追い込みが有利な展開。
通った馬場も有利だった(内2頭分が荒れていた)。
馬場、展開と
条件が向いたのは確かだが、
大外を早めに動いていって
まとめて差し切る内容はインパクト大。
↓アルテミスS、大外を回るデンコウアンジュ
↓一気にくる
………………
阪神JFは差しが有利な傾向にあり
今回も展開が向きそうなだけに
軽視できない1頭だ。
血統的にもハイペースの消耗戦も歓迎だろう。
前走が中1週で関東遠征で
馬体を減らしているので
調整が鍵。
アットザシーサイド
(1着→1着)
…「いい瞬発力。
めっちゃ速かった」
と鞍上のルメールJが賞賛。
実際、ほとんど馬なりに
近い状態であっという間に
抜け出し、楽々と差し切り勝ち。
余力タップリの内容で
おそらく7割の力も出し切っていないだろう。
↓馬なりで差を詰めるアットザシーサイド
↓仕掛けるとあっという間に突き抜ける
………………
面白い1頭だと思ったのだが
時計を確認すると同日の未勝利戦と
変わらない平凡なタイム。
上がりタイム(33.9秒)も優秀とは言えない。
3戦目で、さらに
上げてくるのは間違いないが
求められる上げ幅は大きくなりそう。
器の底がどこまで深いか
手探りな部分はある。
(クリックしてランキングの説明文から穴馬dをご確認ください)
アルテミスSで
荒れたインを通っていた1頭。
手応え、反応は悪くなく
額面以上の内容だったのは間違いない。
物凄い切れや、爆発力は感じないが、
上がりのかかる展開なら
しぶとく脚を伸ばしそう。
↓荒れたインを通る○○○○○(d)
………………
クロコスミア
(3着→3着→1着)
…前走はスローの先行で
何てことはないレース。
ただ、終始掛かりながら
手応えもバツグンだったことを考えると悪くはない。
↓追い出しを待つクロコスミア
………………
ここ一連の内容は安定しており、
かつてのホエールキャプチャや
アイムユアーズを彷彿とさせる堅実性がある。
(4着に敗れたコスモス賞は
外に持ち出すロスが大きかった分で
デビュー戦以外はほぼ馬券内)
ただ、2走前のアルテミスは
外から伸びてきたものの
勝ったデンコウアンジュの末脚と
比べると破壊力に物足りなさを感じた。
小柄な馬でもあり、突き抜けるまではどうか。
3着候補。