★時計の速い決着になりやすい。
近5年の平均勝ちタイムは
『1分57秒8』。
先週日曜の500万条件で
1分59秒9の速い時計が出ていた。
今年の天皇賞秋も
例年通り速い決着になりそう。
★わりと上がりはかかる
勝ち時計が速いわりに
上がりのかかるレースになりやすい。
レースの上がりの平均(近5年)は
『35.4秒』。
スピードだけでなく底力やスタミナなど
総合力が求められる。
★差し、追い込み優勢
勝ち馬の近5年の
4角位置取りは
『10番手』。
差し、追い込みが決まりやすい。
エイシンヒカリの重賞勝ちは
全てスローで展開に恵まれたもの。
ただ、秋天と同条件の
アイルランドTで直線アホみたいに
外に膨れながら快勝した実績は見逃せない。
時計が1分58秒3で
上がりが35.8秒。
時計が速くて上がりがかかる
天皇賞秋の条件に合致する。
逃げ馬(前走逃げた馬)の
最大のリスクは
今回逃げられなかった場合、
好走率が大きく落ち込むこと。
ここは単騎逃げが濃厚な組み合わせ。
そのリスクは少ないか。
ただ、あまりスローに落としすぎると
カレンミロティックあたりに
つつかれる可能性はあるが。
なんだかんだで9戦8勝の
実績は凄いし、
勝ちきれる馬。
追うとグッと重心を低く
する独特のフォームで
逃げ馬ながら差す競馬ができる。
………………
ディサイファの前走毎日王冠は
レースの上がり34.0秒。
上がり36.6秒の消耗戦だった
札幌記念から一転して
瞬発力勝負となった。
真逆のレース質でも
好走しているところに
今の好調さがうかがえる。
2走前の札幌記念は
差しが決まる展開で粘りこみ。
前走毎日王冠は
逃げたエイシンヒカリに有利な展開。
ここ2戦は有利とは言えない
展開で健闘している。
スパンとは切れないが、
息の長い末脚が武器。
不振に陥っていた時期もあるが、
今は完全に復調。
これまでの戦歴からすると
不振から脱した後は
好調期間が長い。
勝ちきれるかどうかは別として
今回も安定して走りそう。
………………
長期休養明けで
久々にこの馬らしい走りをみせた
イスラボニータ。
前走毎日王冠は直線途中まで
持ったままの手応えで進み
満を持して追い出さると
グッと反応。
逃げたエイシンヒカリに
並びかけるところまでは
いかなかったが、
かなり見せ場を作った。
休み明けでなければ
差し切っていたかも知れない。
東京コースは
【4-1-2-1】
と馬券圏外は一度だけ。
手脚が長く
スナップの効いた走法で
直線の長い東京コースは合う。
調教師は前走の談話で
「ようやく間に合ったというのが
正直な気持ち」
とコメントしていた。
ようやく間に合ったということは
仕上がりが甘めだったということ。
甘めの仕上げで前走の内容なら
叩いた今回はさらに
と思えるのだが…
長期休養明けの2戦目だけに
ポカの危険があり。。
ただ、ポカさえなければ
能力的にも適性的にも
通用していい馬だと思う。
………………
ショウナンパンドラの前走
オールカマーで繰り出した末脚は
素晴らしいものがあった。
一瞬の反応がもの凄い。
ただ、これまで内回りばかりに
実績があるので、
直線の長い東京ではビミョウな気もするが。
スローで出番か。
…その2に続く
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