サトノラーゼン
(2着→7着→5着)
…前走の菊花賞は
入れ替わりの激しいレースで
前崩れの展開だった。
そしてインを通った馬が好走していた。
このサトノラーゼンは
内枠から中団でジッと
脚を溜めていたので
展開自体は恵まれた。
↓前走菊花賞、インで脚を溜めるサトノラーゼン
↓直線では内目を狙う
↓伸びはジリジリ
………………
直線に向いて手応えは良かったが
その割に追われて伸びを欠く。
母は仏1000ギニー(千六)2着馬で
母父はインティカブ。
父ディープインパクト。
馬体の感じや血統から
ベストは中距離。
前走の三千は長かった。
ダービー(2着)、
神戸新聞杯(1着)も
内枠からロスのない競馬だった。
内々で器用に立ち回る競馬が合っている印象。
(逆を言えば、大外をブン回すと
脚が溜まらない可能性も)
↓ダービーは内枠をいかしてロスの少ない立ち回り
………………
今回、約3ヶ月の休み明けで
「まだいい頃には及ばないけど、
少しずつ良くなっている」
と池江調教師はコメント。
(netkeibaニュース より)
仕上がりは7〜8割ぐらいか。
ディサイファ
(2着→8着→2着)
…前走の金鯱賞は
外から差したマイネルフロストや
レーヴミストラルが
次走で巻き返しているように
内、前が有利な展開。
このディサイファは
内枠から先行したので
流れは向いた。
↓内から先行。早くから騎手の手が動く
(外の後方2騎がマイネルフロストとレーヴミストラル)
↓ジリジリと伸びる
………………
逆に2走前の天皇賞は
荒れたインを通っていた。
近走の内容はまずまず。
去年の夏から使われているので
上がり目という点、
それから
去年のAJCCは5着で
距離が課題。
マイネルフロスト
(6着→4着→2着)
…前走は大逃げの形になりながら
前半3ハロンが37.2秒の
スローペース。
↓大逃げだがスロー
絶好の展開に持ち込んだが
騎手が4角で溜めすぎて
苦手な瞬発力勝負に。
↓直線で追い出しを我慢するマイネルフロスト
↓ゴール寸前でヤマカツエースに差し切られる
………………
切れ味のない馬だけに
もったいない一戦だった。
早めに仕掛けていれば
勝っていたはず。
前走が調子のピークだとは
思うが、
叩き良化型の馬で
一気に落ち込むことはないだろう。
前に行ける持続力タイプで
このレースのキャラに合致する。
ショウナンバッハ
(4着→1着→12着)
…2走前がバツグン。
直線途中まで持ったままの
手応えで、
シンガリから一気に差し切った。
前走のジャパンカップは
上がりNo.1。
距離が長かった分もあるだろう。
ただ、後方脚質で
切れる馬というキャラは
このレースとはズレるか。
穴:
(クリックしてランキングの説明文からAJCC bをご確認ください)
…父ブライアンズタイム、
母父サドラーズウェルズ
という血統だし、
いかにもジリっぽいが
この舞台には合うタイプ。
前走は縦長の中団にいたが
直線で一気に2番手に進出し2着に入線した。
↓中団から
↓一気に2番手へ進出する○○○○○(b)
………………
(前走は差しだが)
最近は先行脚質が板に
ついてきており
バテない強みをいかして粘りこみも。
スズカデヴィアス
(17着→9着→8着)
…近走の内容は一息だが、
今回は陣営から『逃げ宣言』が飛び出している。
仮に逃げたとするなら、
『距離短縮の逃げ』
という回収率の爆発する形に。
ここ数戦は逃げたときしか
好走しておらず、
ハナを切って変わる可能性がある。
ヤマニンボワラクテ
(1着→3着→1着)
…前走はスローの瞬発力勝負で
手応えバツグン。
血統や戦歴から
むしろ消耗戦の方が
向くタイプでは。
地力は未知数だが、
怖さはある。
ステラウインド
(9着→4着→4着)
…2走前は4角で上がり
かけたところで詰まって下がるロス。
前走は4角で逆手前になり
スムーズさを欠いた。
スピード勝負にも
上がりのかかる消耗戦にも
どちらにも対応できる万能タイプ。