AJCC2016予想考察 出走馬の見解

AJCC2016の◎候補馬

サトノラーゼン

(2着→7着→5着)

…前走の菊花賞は
入れ替わりの激しいレースで
前崩れの展開だった。

そしてインを通った馬が好走していた。

このサトノラーゼンは
内枠から中団でジッと
脚を溜めていたので
展開自体は恵まれた。

↓前走菊花賞、インで脚を溜めるサトノラーゼン
ajcc2016-1

↓直線では内目を狙う
ajcc2016-2

↓伸びはジリジリ
ajcc2016-3………………

直線に向いて手応えは良かったが
その割に追われて伸びを欠く。

母は仏1000ギニー(千六)2着馬で
母父はインティカブ。
父ディープインパクト。

馬体の感じや血統から
ベストは中距離。

前走の三千は長かった。

ダービー(2着)、
神戸新聞杯(1着)も
内枠からロスのない競馬だった。

内々で器用に立ち回る競馬が合っている印象。

(逆を言えば、大外をブン回すと
脚が溜まらない可能性も)

↓ダービーは内枠をいかしてロスの少ない立ち回り
ajcc2016-4………………

今回、約3ヶ月の休み明けで

「まだいい頃には及ばないけど、
少しずつ良くなっている」

と池江調教師はコメント。
(netkeibaニュース より)

仕上がりは7〜8割ぐらいか。

ディサイファ

(2着→8着→2着)

…前走の金鯱賞は
外から差したマイネルフロストや
レーヴミストラルが
次走で巻き返しているように
内、前が有利な展開。

このディサイファは
内枠から先行したので
流れは向いた。

↓内から先行。早くから騎手の手が動く
 (外の後方2騎がマイネルフロストとレーヴミストラル)
ajcc2016-6

↓ジリジリと伸びる
ajcc2016-7………………

逆に2走前の天皇賞は
荒れたインを通っていた。

近走の内容はまずまず。

去年の夏から使われているので
上がり目という点、

それから
去年のAJCCは5着で
距離が課題。

マイネルフロスト

(6着→4着→2着)

…前走は大逃げの形になりながら
前半3ハロンが37.2秒の
スローペース。

↓大逃げだがスロー
ajcc2016-8

絶好の展開に持ち込んだが
騎手が4角で溜めすぎて
苦手な瞬発力勝負に。

↓直線で追い出しを我慢するマイネルフロスト
ajcc2016-9

↓ゴール寸前でヤマカツエースに差し切られる
ajcc2016-10………………

切れ味のない馬だけに
もったいない一戦だった。

早めに仕掛けていれば
勝っていたはず。

前走が調子のピークだとは
思うが、
叩き良化型の馬で
一気に落ち込むことはないだろう。

前に行ける持続力タイプで
このレースのキャラに合致する。

ショウナンバッハ

(4着→1着→12着)

…2走前がバツグン。

直線途中まで持ったままの
手応えで、
シンガリから一気に差し切った。

前走のジャパンカップは
上がりNo.1。

距離が長かった分もあるだろう。

ただ、後方脚質で
切れる馬というキャラは
このレースとはズレるか。

穴:

○○○○○(b)だ。

(クリックしてランキングの説明文からAJCC bをご確認ください)

…父ブライアンズタイム、
母父サドラーズウェルズ
という血統だし、
いかにもジリっぽいが
この舞台には合うタイプ。

前走は縦長の中団にいたが
直線で一気に2番手に進出し2着に入線した。

↓中団から
ajcc2016-11

↓一気に2番手へ進出する○○○○○(b)
ajcc2016-12………………

(前走は差しだが)
最近は先行脚質が板に
ついてきており
バテない強みをいかして粘りこみも。

スズカデヴィアス

(17着→9着→8着)

…近走の内容は一息だが、
今回は陣営から『逃げ宣言』が飛び出している。

仮に逃げたとするなら、
『距離短縮の逃げ』
という回収率の爆発する形に。

ここ数戦は逃げたときしか
好走しておらず、
ハナを切って変わる可能性がある。

ヤマニンボワラクテ

(1着→3着→1着)

…前走はスローの瞬発力勝負で
手応えバツグン。

血統や戦歴から
むしろ消耗戦の方が
向くタイプでは。

地力は未知数だが、
怖さはある。

ステラウインド

(9着→4着→4着)

…2走前は4角で上がり
かけたところで詰まって下がるロス。

前走は4角で逆手前になり
スムーズさを欠いた。

スピード勝負にも
上がりのかかる消耗戦にも
どちらにも対応できる万能タイプ。