アルマワイオリ
…この馬の実力は確かだと思う。
4走前のデイリー杯では、道中、ありえないぐらい引っかかっていたが、
4着に踏ん張った。
私はこのレース内容をみて、次走の朝日杯で穴推奨したのだが、
インからしっかりと脚を使って2着を確保した。
調教で舌がハミを越す(ベロを出す)悪癖のある馬。
前走は、その癖を出し、直線で舌を出したまま走っていた。
舌を出しながらでは、全力で走れないし、
それで3着なら悪くない。
(例えば、ジャスタウェイの3歳時。
きさらぎ賞で舌を出したまま走って4着⇒次走アーリントン1着
と巻き返した事例がある)
2走前は休み明けだった分、最後に脚色が鈍った感じ。
問題は脚質だろう。
この馬は、油断すると、思いっきり引っかかる危険がある。
だから、(掛からないように)スタート直後は、できる限りソロっと出すことになる。
すると、どうしても、位置取りが悪くなってしまう。
展開頼みという部分があるのだ。
今の東京は比較的、差しも決まっているので、
好勝負になるのは間違いないと思うが。
レース内容 ○
地力 ○↑
↓舌を出したまま走るアルマワイオリ(前走ニュージーランドT)
グランシルク
…新馬、未勝利の時点では
「まだ成長段階」
と、陣営はコメントしていた。
それが、ここにきて、急成長しているよう。
一番の注目は2走前。
終始、楽な手応えで、まさに完勝という内容。
勝ちタイムは、同日の古馬オープンと0.6秒しか変わらなかった。
前走は、ゲートを立ち上がったときにスタートを切られたので
これはアクシデントのようなもの。
3馬身近く出遅れたが、最後は猛追している。
4角で大外を回るロス、出遅れのロス等を考えると、
かなり強い競馬だったと思う。
母は米1勝馬で、種牡馬ブレイクランアウトの姉。
ノーザンファームの傘下に入り、息を吹き返したシルクの3歳筆頭格だ。
重量感のある安定した走りで、とくに死角は見当たらない。
馬券圏内濃厚とみる。
レース内容 ○↑
地力 ◎
アヴニールマルシェ
…馬体は素晴らしい。
肌ツヤがよく斑点が浮き出ていて張りもある。
休養前の写真と比べてみると、明らかに今回の方がいい。
リフレッシュ休養の効果は窺える。
前走は見た感じパッとしなかったが、
ハイレベルのメンバーで5着なので、悪くはない。
スパッと切れる脚はないが、長くいい脚を使うので東京向き。
少し上がりのかかる流れになれば。
レース内容 ▲
地力 ○↑
クラリティスカイ
…前走の皐月賞は、勝ち時計の1.58.2からしても
例年以上にレベルは高かったと言える。
そんなメンバーの中、果敢に逃げて5着。
直線ジリジリ後退したが、バタッとは止まらなかった。
それなりに評価できるレース内容だったと思う。
当コースで行われた いちょうSでも快勝しているように
東京コースに替わるのはプラス。
クロフネ産駒の牡馬に大物はいないのは気がかりだが、
前に行ける馬だけに、粘り込みには注意したい。
レース内容 ○
地力 ○
アルビアーノ
…目下3連勝中だが、
その全てが緩いスローペースだった。
前走にしても、1番枠からスンナリ先行できたワケで、
恵まれた部分はあったのは確か。
ただ、だからと言って軽視もできない。
前走は直線の反応よく、一旦は3馬身ほど突き放していた。
今回も同様にスローなら、同じように突き放し、
セーフティリードを保つかもしれないの。
レース内容 ○↑
地力 △
ヤマカツエース
…前走は4角手応えよく、反応も上々で、レース内容としては悪くない。
ただ、ニュージーランドTは、NHKマイルと結びつかないことで有名なレース。
過去10年、ニュージーランドTの勝ち馬が(NHKマイルで)3着内に入ったのは、
カレンブラックヒルの1頭しかいない。
中山の千六と東京の千六とでは、レースの質が全く違う。
まして、今年のニュージーランドTは時計のかかる稍重の馬場。
余計に、NHKマイルとの結びつきは弱くなるように思う。
レース内容 ○↑
地力 △
ヤングマンパワー
…アーリントンカップの勝ち馬だが、
このときは時計のかかる馬場+スローの横一線の決着。
同馬は、わりと前にいたし、頭の高い走法で、馬場も向いた感。
前走は逆に前崩れの流れだったので、悪くはないが。
レース内容 ▲
地力 △
ダノンメジャー
…迫力のあるダイナミックなフォームで、素質はありそうな馬。
2走前は異常歩様で度外視が可能。
前走は、直線に入るまでは良い感じだったが、粘れなかった。
スローだったことを考えると物足りないのだが…
ただ、前走は、調教で動きすぎていた。
栗東Eコースで6ハロン、70.2秒=1.10.2。
これは、ダートの実戦並みの時計(*栗東Eはダートコース)。
1週前にこれだけの調教を課すのは、
さすがに負荷が大きすぎたかも知れない。
調教をつけたバルジュが指示を聞き間違えたとか。
まあ、これだけ動けるのは、能力があるからこそ。
穴で一発あるかもしれない。
レース内容 ▲
地力 ○
フミノムーン
…ここ3戦は、時計のかかる馬場での好走。
ただ、父は切れる産駒の多いアドマイヤムーンなので、
本来は良馬場向きの可能性がある。
走りをみてもパワー型という感じはしない。
もし、本来は切れるタイプなのであれば、
両馬場で、前走をはるかに上回るパフォーマンスを見せてくるかもしれない。
レース内容 ○↑
地力 ○
穴 メルマガ限定
…単オッズ40倍近い檄穴になりそうだが、この馬の軽視は禁物。
なぜなら、
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