日本の精鋭3頭は結果出せず…
どうも、小倉の馬券師Tです。
凱旋門賞は残念な結果に終わりました。
ハープスター6着、ジャスタウェイが8着、期待していたゴールドシップは14着に終わりました。
私は仕事の関係でリアルタイムで観れず。
結果が耳に入らないよう、テレビ等の情報を遮断し、ドキドキしながらユーチューブで観戦に挑みました。
すると、
動画のタイトルに『凱旋門賞2014 優勝トレヴ』の文字が!
「今年もダメだったのか~」、と軽く肩を落としながら、それでも「2~3着ならあるかも知れない」と淡い期待をよせ、動画を観ることにしました。
道中の位置取りは、3頭とも揃いもそろってケツの方。
直線はハープスターの伸び脚が目立ったものの、すでに大勢が決した後でした。
ジャスタウェイは内で脚を溜めるも、なかなか捌けず。
前が開いた後も、伸び脚はソコソコでした。
大外のゴールドシップは見せ場すら無し。
………………
内の馬場がいいだけに、後方の馬、とくに大外を回った馬に出番はありませんでした。
日本馬に何が足りなかったのか?
位置取りが悪かったとか、仕掛けが遅かったとかいろいろあると思いますが、一番足りなかったのは、”本気度”だったと思います。
「何としても勝利をもぎ取ってやろう」という本気さがイマイチ伝わってきませんでした。
それを示しているのがローテーションです。
過去に凱旋門賞で結果を残したナカヤマフェスタ、オルフェーヴル、エルコンドルパサーの3頭はともに、現地の前哨戦(フォワ賞)を使っています。
それで結果を残しています。
ぶっつけ本番よりも、現地の前哨戦を使った方がいいことは、誰の目にも明らかです。
それを分かった上で、日本のレースをステップレースに使った。
「凱旋門賞を本気で獲りに行く!」 と言いながら、賞金の高い日本のレースの方を選択してしまったのです。
*フォワ賞の1着賞金は約1000万円。それに対し、札幌記念は6500万円です。
この時点で、すでに負けが確定していたのかも知れません。
あわよくばで、獲れるほど凱旋門賞は甘くないと思います。
(もちろん、関係はそれぞれの考えがあってのことだと思いますが。)
競馬人気に陰りが出てきて、はや数年。
日本の競馬を盛り上げるためには、新しい競馬ファンを取り込まなければいけません。
たとえ賞金は高くなくても、海外のレースで日本馬が活躍すれば、世間は注目します。
普段、競馬をしない人でも応援したりします。
世界最高峰の凱旋門賞であれば尚更です。
野球に興味がない人でも、イチローや野茂がメジャーで活躍したときは、皆、熱くなって応援しました。
それと同様に、日本馬がもっと海外のビッグレースで活躍すれば、日本競馬はもっと盛り上がると思います。(まぁ、以前よりは、かなり活躍するようにはなったのですが)
まずは、本気で凱旋門賞を獲りにいって欲しい。
来年以降に期待します。
ありがとうございました。