馬券師メモ 6月26日 日曜

 
 
 
■ファン論

 
 
先日、アイドルの富田真由さんが
ファンの男に刺されました。

富田さんは重体でしたが、
先日、意識が戻ったとか。

とにかく
命に別状がなかったのは
不幸中の幸いでした。

 
それにしても、このナイフ男。

とんでもないアホな奴です。

昔、アイドルにハマった経験のある
私から言わせると、
ホント論外。

 
このナイフ男は
自分が渡したプレゼントを
返却されてキレたという話。

しかし、
そもそも何のために
プレゼントを渡すのか?

それは、そのアイドルのファンで
彼女を応援しているからです。

少しでも、何かの役に立てれば
という純粋な思いから渡すのです。

決して
自分が気に入られる為に
渡すワケではないはずです。

 
 
■本当のファンとは?

 
『その人の成功を心から願う』のが
本当のファンだと思います。

もっと言えば、その人の幸せですね。

 
だから、仮に自分の応援していた
アイドルが誰か付き合っていたり
結婚したとしても、
それはそれでオーケーなんです。

よほど相手がチャラい男でないかぎりOK。

その人が幸せになればオーケー。

そして、自分はケーオー(KO)です。

 
ですが、このナイフ男は
何を勘違いしたのか
自分がアイドルに気に入られようとした。

自分のエゴのために、時計をプレゼントした。

そして、拒否られて
逆上した。

(この時点で、
つい最近まで、アイドルに
どっぷりハマっていた
私から言わせると、
ファン失格)

 
まして、そのアイドルの顔を
傷つけるというのは…

そのアイドルの夢を奪うこと
なるワケで、

『その人の成功を心から願う』
という理念からは程遠い。

たんに自分が、相手から好かれなかった
構ってもらえなかった
だから、刺す。

これでは
ただの子供のワガママです。

 
たぶん、このナイフ男は
女性にフラられた経験が
無いんじゃないでしょうか。

フラれると
本当にショックで、
自分を全否定されたような気分になります。

心臓にナイフが
グサグサグサッと
突き刺さったような
よくあるビジュアルですが、
本当にあの状態です。

大げさでなく死にたくなります。

 
ですが、それを何度も経験すると
多少ですが、
耐性ができて、
「ま、しょうがない次」
と考えられるようになるんです。

 
このナイフ男には耐性がなかった。

あまりにも貧弱すぎました。

私はそのへんの『耐性』に
関しては自信があるのですが、
それでも、ときどき
自分に”ショック”を課します。

(先日もスーパーの帰りに
ナタリーポートマン似の
人妻(らしき人)に声をかけ
完全にシカトされました。

別にナンパとかではなく
耐性を強化するための
定期的な声かけです)

 
まあ、ケイバをたしなんでいる
我々は十分に耐性を備えていると思いますが…

 
 
それにしても、
女性を刺すというは…

普通なら恐ろしくて出来ません。

そんな
勇気があるなら
他の女性にどんどん告白して
フラれた方が良かったと思います。

 
その人の幸せを願うのが
本当のファン。

自分のことはそっちのけで
心から応援するのが、
本当のファン。

これが私の考える”ファン論”です。

 
ありがとうございました。