スプリンターズステークス2016予想考察 出走予定馬の見解 前編

 
 
●●●●●(b)だ。

(クリックしてランキングの
説明文からスプリンターズS『b』をご確認ください)

 
…中山1200mは【3-2-0-1】。

GIIIで2勝をあげ、
G1でも2着。
かなりのコース巧者と言える。

 
前走は、直線途中までは
見せ場を作っていた。

最後に失速したものの、
外の差しが決まる馬場で、イン先行。

そう悲観する内容でもない。

遅めのペースで
切れ味を活かす展開なら…
一発があっても不思議はない。

*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。

 
 
 

スプリンターズステークス2016 出走馬の見解 前編

 
 
○ビッグアーサー

(父サクラバクシンオー 母父キングマンボ)

 
…これまで
お目にかかったことがないような
すばらしい肉厚の好馬体。

バツグンのレースセンス。

スプリンターとしての資質は相当だ。

後世に名を残すほどの
逸材だろう。

父サクラバクシンオーの後継
として楽しみな存在である。

が…

そのサクラバクシンオー
というのが、今回に限っては都合が悪い。

(ご存知かもしれないが)
サクラバクンオー産駒は
中山1200mの成績がイマイチ。

基本的には軽いスピードタイプなので
『前半下り、ラストに急坂』
というコース形態がダメなのだろう。

 
■父サクラバクシンオー 中山芝千二
(全オッズ範囲)

単 59% 複 64% 総数 607

 
■(単オッズ20倍以下)

単 71% 複 67% 総数 351

 
過去のスプリンターズSでも
サクラバクシンオー産駒は【0-0-1-20】と不振。

シーイズトウショウ、ダッシャーゴーゴー、
ベルカントといった人気馬が
馬群に沈んだ。

 
このビッグアーサーに関しては
どうだろうか?

馬体をみると
見るからに馬力がありそうで
たんなるスピードタイプには思えない。

たとえば、
同じサクラバクシンオー産駒の
ベルトカントと比べると
だいぶタイプは違う。
パワーは感じる。

ただし、
走りをよく観察すると…

あまり前肢を上げない
『すり足』のような走法。

これまでのレースぶりをみても
坂でグイグイくる感じはない。

中山の急坂は
ダメではないが、
得意という訳でもないと思う。

 
ただ、ポジティブな材料もある。

それは、近頃は
テンのダッシュがよくなっていること。

ムリせず先行できるように
なっている
のは
プラス材料だ。

過去に取りこぼした
レースは3走前のシルクロードS。

このときは後方9番手からの
レースで脚を余した。

今回は、前に行くだろうし
シルクロードSのように
後方で脚を余す心配はしなくてよさそう。

不安材料もあるが、
圏外に飛ぶ、ということも
考えにくい。

 
 
 
ウリウリ

(父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ)

 
…(凱旋門賞挑戦の)マカヒキの全姉。
一瞬の脚にはみどころがある。

前走のセントウルSは
去年、強い内容で2着した
相性のいいレース。

絶好の好舞台だったはずだが、
伸びはイマイチ。

末脚は不発に終わった。

鞍上のデムーロJも
「反応がなかった」
とコメントしている。

能力に陰りがみえ、
ピークは過ぎた感があり
狙いづらい。