ジャパンカップ2017予想考察 出走予定馬の見解 後編

 
 
 
◎候補●●●●●(単勝・複勝(競馬)ランキング 『b』)

*馬名の場所は『単勝・複勝ランキング』です。

 
…去年のジャパンカップは
「夏の疲れが尾を引いて
ローテーションに狂いが生じた」という話。

中2週の再遠征という
タイトなローテでも●着に健闘した。

今年は順調ローテだし、
前走の内容も評価できるものだった。

 
さほど切れはない馬だが、
今回は「前につける」という話。

積極策なら、切れ不足の弱点は相殺される。

◎候補『b』⇒

*最終結論は『シークレット◎』会員限定で公開します。

 
 
ジャパンカップ 危険馬

…去年のジャパンカップで好走した馬だが…

前走はこの馬の
ベスト条件と言える舞台で凡走。

デキが本物ではないのだろう。

ジャパンカップ危険(候補3)⇒

 
 
 

ジャパンカップ2017 出走馬の見解 後編

 
 
【脚質メータ】

先行 ←□□■□□ →差し

 
●先行・差し互角

先行馬は安定感あり。

逃げ…1勝
先行…3勝
差し…6勝
追込…0勝

 

●内枠有利
●前走天皇賞秋組が優勢

 
 
【反動なければ】

 
◯~▲キタサンブラック

(父ブラックタイド 母父サクラバクシンオー)

(騎手:武豊  調教師:清水久詞)

 
《-》
・調教本数少ない

【+】
・去年完勝
・内枠

 
《-》
今回、調教の本数は(中3週で)2本。

ふつう、中3週では3本追うので、
中間の本数が1本足りない。

陣営は、
「疲れを取ることに重点を置いて
ソフトな仕上げ
という旨のコメントを残している。

前走の天皇賞秋が
極悪馬場だったので
疲労が尾を引いたのかもしれない。

 
【+】
去年のジャパンカップは
2馬身半差の快勝だった。

(雨降り馬場+スローと
条件は向いたが)

切れ勝負になると分が悪いが
自分でペースを作れるので
常に有利に運べる。

 
また、過去の戦歴をみると
叩き2走目はすべて着順を上げている。

(4回走って4回とも勝っている)

そして、叩き3走目で
下降線をたどる戦歴になっている。

叩き2走目の今回は
まともなら、デキを上げてくる番だ。

 
 
 
【内枠はプラス】

 
▲~△レイデオロ

(父キングカメハメハ 母父シンボリクリスエス)

(騎手:ルメール  調教師:藤澤和夫)

 
《-》
・本質的には東京コースは不向き

【+】
・6戦5勝
・内枠

 
《-》
この馬は東京のダービーで勝ち、
中山の皐月賞で負けている。

だが、私は東京コースの瞬発戦に
向くタイプではないと考えている。

まず、皐月賞は急仕上げだった。

ダービーは超スローをマクる奇策で
同馬の持久力を最大限にいかす
ルメールのファインプレーだった。

やや頭の高いピッチ方法だし、
血統をみても、
機動力と持久力に秀でたタイプだろう。

 
【+】
6戦5勝という戦歴は素晴らしい。

負けた1戦にしても
急仕上げの皐月賞で0.4差。

ほとんど非の打ち所のない成績だ。

内枠を引いた点はプラスだし、
少しタフな馬場なら
チャンスはあるだろう。

 
 
 
【怖い牝馬】

 
◎~△ソウルスターリング

(父フランケル 母父モンズーン)

(騎手:C.デムーロ  調教師:藤澤和夫)

 
《-》
・近2走イマイチ

【+】
・オークス好時計
・ジャパンカップは牝馬が大活躍

 
《-》
2走前の毎日王冠(8着)は
スローで逃げた割に粘りを欠いて
0.5差の8着。

切れ負けしたにしても、
少し不甲斐ない内容だった。

 
前走の天皇賞秋(6着)は
伸びずバテずといった感じ。

たしかに、
不向きな不良馬場、
直線手前で挟まれる不利はあった。

これらの不利を勘案すると
大目にみれないこともないのだが…

3歳牝馬が休み明けを挟んで
連続凡走というのは
危険な尻すぼみパターンにも思える。

 
【+】
(ジャパンカップと同じ東京2400mの)
オークスで好時計勝ち。

過去10年で
(ジェンティルドンナの勝ちタイムにつぐ)
2番目に速いタイムだった。

また、後続につけた着差も
1馬身3/4、2馬身1/2と
ハッキリ力の差を示している。

 
また、ジャパンカップは牝馬が強いレース。

過去10年で牝馬が5勝。

牝馬はわずか25頭しか
出走していないのに
これだけ勝つのは凄まじい。

(ちなみに、牡馬・セン馬は述べ149頭出走)

ジャパンカップで強い牝馬が
良馬場の得意コースでは
怖さがある。

 
 
 
【復活なるか】

 
◎~△△マカヒキ

(父ディープインパクト 母父フレンチデピュティ)

(騎手:内田博  調教師:友道康夫)

 
《-》
・距離はやや長い
・反応が鈍くなっている

【+】
・前走は不向き道悪で健闘

 
《-》
同条件の日本ダービーを勝っているが
当時は内枠で
ロスなく乗られたことが大きかった。

全姉のウリウリや
エンドレスノットは短距離型。

馬体をみると
中距離ぐらいが良さそうな体型をしている。

本質的には
この2400mはやや長いかも知れない。

 
また、凱旋門賞で大敗して以降、
反応が鈍くなっている点は気がかり。

最後はくるが、勝負どころの
反応がイマイチなので、
馬券内に食い込めないでいる。

 
【+】
前走の天皇賞秋(5着)は不向きな重馬場だった。

極上の切れ味が武器の馬。

歴史的道悪だった前走は
マカヒキの特性とは
まったく正反対のレース質だったが5着に健闘した。

*実際、戦前の段階で陣営は
「週末の雨は良くない」
とトーンダウンしていた。

 
今回、陣営はかなり強気で
デキに関しては太鼓判を押している。

攻めも大幅に強化している。

ロスなく運べれば、
ここで復活しても驚けない。