*最終結論はシークレット◎会員限定で公開します。
■歴代の名馬と肩を並べる素質の高さ
リオンディーズ
(1着→1着→1着)
…前走朝日杯は強烈。
直線大外シンガリから
上がり33.4秒の末脚で
まとめてブッコ抜き。
早めに抜け出していた
エアスピネルを
問答無用、力でねじ伏せた。
↓ダッシュつかず後方kら
↓直線大外シンガリから
↓食い下がるエアスピネルを力でねじ伏せる
………………
3着以下には4馬身の差。
いかにこの2頭が
抜けた存在だったかが分かる。
朝日杯の価値を測るには
同日の元町S(準オープン)と比べると
分かりやすい。
どちらも千メートル通過が
60秒前後と
(前半千メートルに関しては)
同じぐらいのペースだったからだ。
元町S
前半5ハロン…60.1
(前半3ハロン…36.1)
朝日杯
前半5ハロン…《60.0》
(前半3ハロン…34.7)
↑前半1000mは同じくらいのペース
『勝ち時計』を比べると
元町S
勝ち時計…《1.34.1》
朝日杯
勝ち時計…1.34.4
↑0.3秒しか変わらず。
『後半3ハロン』の数字は
元町S
後半3ハロン…《34.0》
朝日杯
後半3ハロン…34.4
↑朝日杯の方が若干、
(0.4秒ほど)劣っている。
ただし、
『後半2ハロン』でみると
元町S…22.6
朝日杯…《22.5》
朝日杯の方が上回っている。
つまり直線部分における
最後の攻防では
準オープンとまったく
遜色ない内容だった言える。
さらに、朝日杯の方が
(前半千メートルでは
同じくらいだが)
『前半3ハロン』に関しては
1.4秒ほど速かった。
元町S
前半3ハロン…36.1
(前半5ハロン…60.1)
朝日杯
前半3ハロン…《34.7》
(前半5ハロン…60.0)
↑前半の厳しさは
朝日杯の方が上。
これらを考慮すると
朝日杯は準オープンと
引けを取らない
レベルの高い決着だったと言える。
わずかデビュー2戦目で
この競馬。
間違いなく、
このリオンディーズは
歴代の名馬と肩を並べる
ほどのポテンシャルを秘めている馬だ。
兄エピファネイア同様、
手脚の長いスラリとした体型。
本質的には(前走の千六より)
今回の二千の方が合う馬だが…
この馬はデビュー戦で
かなり引っかかっており
折り合いに手を焼いていた。
マイルに短縮し、
折り合いがついたことも
朝日杯の勝因のひとつだろう。
↓デビュー戦では終始引っかかる
………………
それだけに
二千メートルに距離が延びたうえに
(掛かりやすい)
休み明けでは若干の不安は残る。
ただし、その不安を補って
余りあるほどの器の大きさ、
3戦目の上積みを考慮すれば…
中心視すべき馬だろう。
○弥生賞2016で
私が3強の中で最も評価するのは
●●●●●(b)だ。
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■距離が課題
エアスピネル
(1着→1着→2着)
…前述した朝日杯の価値、
一連のレースぶりからして
能力の高さは疑いを挟む余地がない。
↓2走前のデイリー杯3歳Sは圧勝
………………
ただし、問題は『距離』。
母エアメサイア、母母エアデジャヴー
ともにオークス2着馬。
近親には菊花賞馬エアソミュールがいる牝系。
父キングカメハメハなら
血統的に
問題ないように思えるのだが…
馬体をみると
胴が詰まった筋肉質の
完全なマイラー体型。
また、肩甲骨のラインの
角度が立っているので
ストライドが伸びない。
この二千メートルへの距離延長は
確実にマイナスだと思う。
ただし、能力は高いので馬券内なら。
■姉を上回る切れ味
マカヒキ
(1着→1着)
…近2走とも余力タップリ。
デビュー戦は直線でかるく
気合をつけた程度。
前走も
4角手応えバツグン、
直線でもノーステッキのままだった。
この楽な感じで
上がり『32.6秒』だから驚異的。
姉のウリウリも
切れる馬だが、弟のマカヒキは
もっと切れる。
全2走ともスローで
持ち時計こそないが
能力は相当高いと断言できる。
極端に速いペースや道悪などに
ならなければ
まず走ってくるのでは。
■基礎能力は高い
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…この馬は
少し鈍いところがあり、
瞬時に反応できない。
そのため、連続で不利を
受けたりで成績は
ソコソコに映る。
が、この馬自身は
安定して走っているし、
朝日杯でも不利がなければ
3着はあったように
基礎能力は高い。
中山は合うので
上がりのかかる展開や
道悪などになれば3強に食い込む余地は十分。