”京都の鬼”に逆うな
注目馬 トーセンラー(2.6倍 3着)
…言わずと知れた”超”京都巧者。
京都コース【4-2-3-1】に対し、
それ以外は【0-3-2-7】と両極端な成績を残している。
(京都コースの)複勝率は90%にまで達し、
唯一の着外でさえ、4着と
恐ろしいほどのコース適正を示している。
「若干、距離が短いのでは!?」
と思われていたマイルCSも、
京都が舞台という理由で陣営は参戦を決めたほどだ(結果は1着)。
(得意と分かるや、とことん京都コースを
使い続ける藤原調教師の徹底ぶりも凄いが…)
その一方で、京都以外では1勝もしていない。
これだけ両極端な馬も珍しい。
京都コースが得意=『軽い馬場』が向くということ。
極悪馬場だった安田記念は度外視できる。
↓前走の安田記念は4角までいい感じだったが…
………………
2走前の京都記念(2着)は、
デスペラードに騎乗した横山典騎手の『絶妙な逃げ』
+二枚腰にしてやられたが、
直線、鋭く反応しており、内容的には悪くない。
3走前のマイルCS(1着)は直線、切れに切れた。
そして、今回もトーセンラーの『庭』である京都コース。
休み明けでもキッチリ仕上げる藤原厩舎でもあり、
とくに死角は見当たらない。