カレンブラックヒル
…もともとNHKマイルカップを勝っている馬だし、
コース適性は十分なはず。
ただ、昨年の安田記念が9着で、一昨年が14着。
古馬になってムラ駆け傾向になっており、
近走の好走が、時計のかかる小回りコースだけ、
というのも気になるところ。
サクラゴスペル
…前走は、逃げ先行馬が2頭しかおらず、超スローペース。
同馬は好スタートを切って前目にいたし、展開は恵まれた。
一昨年の安田記念は、かなり見せ場を作っての5着。
3着ぐらいまでなら、展開次第で可能性はあるか。
ダノンシャーク
…2走前のマイルCSは、岩田Jがうまくインをすくって
ロスのない競馬ができた。
正攻法でG1だと、少し足りない印象で、
できれば、外を回らず脚を溜められる内枠が欲しいところ。
この安田記念は、一昨年3着、昨年4着と、まずまず相性は良い。
昨年は阪急杯9着からの巻き返しており、
今回のシチュエーションと被る。
フィエロ
…前走のマイラーズカップは開幕週、スローの前残り。
中団のインから手応えよく差を詰めたが、
追い出しを待たされた分、突き抜けるまではいかなかった。
昨年の安田記念は8着だったが、
このときは、不良馬場で、かなり力を要する馬場。
軽い走りの同馬には不向きな馬場で、
この凡走は度外視してよい。
ミッキーアイル
…前走は高松宮記念3着。
流れ自体は向いたが、4角手応えはバツグンで、
後続には3馬身半もの差をつけた。
掛かり癖のある馬なので、
課題は(掛かりやすい)休み明けと距離延長か。
番手からの競馬をマスターしつつあるが、
まだ引っかかる面が残っている。
今回、陣営は「逃げない」宣言をしており
折り合いが鍵になりそう。
リアルインパクト
…前走のドンカスターマイルは格式の高いレース。
4角手応えよく前に並びかけると、一旦は先頭に立って抜け出した。
重馬場のレースで評価は難しいが、
いつになく安定して走ってきているのは好感が持てる。
海外遠征帰りで、全幅の信頼は?だが、
(’11年の安田記念を制しているように)適性は高い。
モーリス
…前走は、差し有利馬場、差し有利な展開ではあったが、
それにしても強い内容。
外から楽々と前に並びかけ、
残り200mからは突き放す一方だった。
それ以前の2戦も楽な勝ち方。
(3走前に)掘厩舎へ転厩してから、完全に本格化した印象。
走りっぷり、馬っぷりからは大物感漂っており、
このメンバーに入っても全くヒケを取らない。
ヴァンセンヌ
…1年7ヶ月の長期休養明けから馬が変身し、
怒涛の快進撃を続けている。
(本格化して以降)負けたレースは、長期休養明けの一戦と、
超スローで展開が向かなかった前走のみ。
それもクビ差、アタマ差と
タイム差なく走っており、パーフェクトに近い成績を残している。
パワー型の馬体、走りで、
「調教でも重い馬場を苦にしない」という談話から
重馬場なら、さらにパフォーマンスが期待できる。
*最終的な◎は有料予想にて公開
(募集は1~2年に一度だけ行います)