１番人気が予想される
ラブリーデイは目下３連勝中。
ムッチリ体型で
長距離でこそ走れなかったが
中距離前後では重賞５勝と
勝ちまくっている。
前走京都大賞典は
スローの展開を中団追走。
前に取りつくまでが速く
気がつけば
あっという間に突き抜けていた。
追い風だったとは言え、
上がり３２．３秒も驚異的。
しかも適距離とはいえない
２４００mだった。
手脚があまり長くなく
ピッチ走法で
東京コースがベストではないだろうが…
速い時計は歓迎で
スローでも消耗戦でも対応できる。
格好はつけてくるか。
馬場が硬い方がよい馬なので
当日の天気も留意したい。
………………
毎日王冠で致命的な出遅れを
やらかしたアンビシャス。
シンガリ追走から
No.１の上がり３３．０秒を
繰り出したが、時すでに遅し。
スローだったうえ、
外差しが効かない馬場では
なす術がない。
このアンビシャスは
これまで３３秒台の上がりを
一度も使ったことがなかった馬。
３３．０秒は同馬にとって
限界に近い上がりタイムだった。
２走前のラジオNIKKEI賞は
前残りの展開を
バツグンの手応えで楽々と差し切り
この世代上位の実力を見せつけた。
明確な敗因がある前走以外は
パーフェクト馬券内。
少しこじんまりとした馬体で
本質的には千八ぐらいがいいのかな
という気もするが
個人的にはかなり気になる馬である。
………………
クイーンエリザベス2世Cで
２着に食い込んだステファノス。
このときは残り２ハロンの
ラップ（全体）が２１．７秒。
ラスト１ハロンが１０．９秒。
スローの瞬発力勝負で内目を
通って一瞬は鋭く反応した。
富士Sの勝利もスローの瞬発力勝負。
その一方で消耗戦だった中山記念は
ヌーヴォレコルト、ロゴタイプに
水をあけられている。
瞬発型特化タイプの馬と言える。
前走は（得意な）スローの
瞬発力勝負。
その割に伸びが一息で
多少、物足りなさは感じた。
（外差し馬場ではあったが）
また距離ももう少し短い方がいいか。
スロー内狙いでなんとか。
………………
ダービー３着のサトノクラウンは
５ヶ月の休み明け。
過去の休み明けでは
トーセンジョーダンや
ヘヴンリーロマンスなどが
好走している。
ただ、これらは２ヶ月程度の
短期休み明けで、
サトノクラウンの５ヶ月は
少し間隔が開きすぎている。
皐月賞は４コーナーで超大外に
ふくれたロスがこたえた格好で
まともなら３着はあった。
前走ダービーは距離不安が
ささやかれる中、
大外を手応えよく。
レース後疲れが抜けきらなかったり
今回にしても背中にデキモノが
できたり、体質の弱さがネック。
万全の状態ではない分、
アタマでは狙いづらいがヒモなら。
↓天皇賞秋2015、現時点の注目馬
