レッツゴードンキ
(10着→4着→17着)
…桜花賞で圧勝した千六に戻るのはプラスだが…
前走は速い流れだったにもかかわらず
引っかかっていた。
逃げないと折り合えないという
難しい馬になってしまっている。
ただ、逃げたときの内容は悪くはない。
2走前のローズSは
追い込み馬が上位を占める前くずれの展開で逃げて4着。
(先行して5着だった
クイーンズリングは
次走の秋華賞で2着に巻き返している)
桜花賞は逃げて圧勝。
超スローではあったが
直線で楽々と突き放しており
これはこれで評価できるレースぶりだった。
今回はケイアイエレガント
という逃げ馬がおり、
ハナを切れるのかというのが
まず1つの壁として立ちはだかる。
その壁を乗り越えたとして
(少し毛ヅヤが悪くなってきているので)
体調面がどうかという壁もある。
さらに
牡馬混合のG1で3歳牝馬が
立ち向かうのもなかなか酷であり
能力の壁というのも存在する。
ハナ切って展開が向けばという
条件つきで、ヒモ扱いが妥当。
ダノンシャーク
(5着→10着→4着)
…去年のマイルCSは◎1着。
ただ、このときは岩田Jが狭いインを
狙ってうまく乗ったし、
すべてが噛み合った1着だった。
本質的には堅実だが、
爆発力に欠け、勝ちきれないというキャラ。
前走の毎日王冠は、前残りの展開を
中団から差してきており、
久々に見せ場を作った。
7歳という高齢と
バツグンの京都適性+実績を
秤にかけてどちらに傾くか。
きても3着っぽい匂いはする。
ロゴタイプ
(5着→4着→3着)
…前走は遅い流れを先行。
直線途中まで持ったままの手応えだったが
上位2頭の切れ味に屈した。
この馬は中山コースの鬼で
中山とは対極に位置する京都では?
という不安はある。
実際、去年のマイルCSでは
直線途中まで良い感じにきたのに
伸び負けしまった(7着)。
ダートでも見せ場を作れるほどの
パワー型で切れ味勝負になると分が悪い。
重い馬場なら可能性はあるが。
モーリス
(1着→1着→1着)
…前走の安田記念は
直線途中まで持ったままの手応え。
早めに抜け出して快勝という
正攻法の強い内容だった。
たしかにヴァンセンヌが直線で
行き場をなくしたのは
モーリスにとっては幸運ではあったが。
中山で3連勝後の東京コースで
適性にやや不安もあった中、
難なくこなしたセンスはさすがの一言。
厚みのある素晴らしい馬体の持ち主で
一流馬の風格が漂う。
ただ、背中の痛みで毎日王冠を
パスしたという経緯があり
『病み上がり+ぶっつけ』
は楽ではない。
人気で積極的には買いたくない
というのが本音。
中間の調教では南Wでラスト11秒台と
動いており、
軽視はできないが。
イスラボニータ
(5着→3着→3着)
…前走の天皇賞は
(東京芝二千では不利な)16番枠。
内の馬場が悪かったとは言え、
スタート直後に距離ロスがあったのは
間違いない。
一連の内容からして復活したとみていいだろう。
マイルの速い流れに乗れるかは鍵だが
フジキセキ×コジーンという
血統からむしろマイルは
ピッタリな可能性はある。
フィエロ
(3着→4着→2着)
…2走前の安田記念は
ロスの少ないレースができた割に
上位とは水をあけられた。
正直、一線級相手では能力の底をみた感じがしたが…
京都芝【1-4-2-0】
というバツグンの京都適性。
フィエロの庭とも言える京都芝なら
あるいは、という気持ちはある。
サトノアラジン
(1着→2着→2着)
…馬体や走りから
スケールの大きさを感じる馬。
500万→1000万と連勝。
続く神戸新聞杯、菊花賞は
距離が長いため凡走したが、
見せ場は十分。
(菊花賞に関しては
直線の不利がなければ
4着はありそうな感じだった)
その後立て直して
連勝→連続クビ差2着。
(これがクビ差の1着なら今回は人気だっただろう)
2走前のエプソムCでは
直線で逃げたエイシンヒカリを
一旦はかわしていたものの、最後は差し返された。
「ベストはマイル」
とルメールが断言したように
千八だと若干詰めが甘くなるのかもしれない。
休み明けを叩いて前進はある。
穴注目
○○○○○
(クリックしてランキングの説明文から穴馬をご確認ください)
…前走はスローで時計も遅いが
直線の反応は素晴らしく、
一気に突き抜けてきた。
舌がハミを越した状態で、
しかもソラも使っていたので
あれがまだMAXではないだろう。
↓馬券師の書(小倉の馬券師T作成動画)